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1月21日(木)歌舞伎町未来会議開催 - 会議メモとして - [まちづくり]

2010年1月21日(木)、歌舞伎町未来会議が開催。この歌舞伎町未来会議というのは、以前歌舞伎町商店街振興組合には外部委員会として「よくしよう委員会」というのがあったわけだが、そのよくしよう委員会の委員長であった片桐基次氏が昨年商店街理事長に就任したことを受け、人事・組織を一新するときに発展的解消を行った。その後、商店街専務理事に就任した杉山元茂氏(とんかつすずやなど)を座長に再び組合執行部とは別に組合外部参加の会議帯としてこの未来会議が設立されたという経緯がある。

DSC_3476.JPG杉山元茂・歌舞伎町未来会議座長

1月16日(木)15時より、歌舞伎町商店街振興組合事務局会議室において、今年最初の未来会議が実施されたので、この会議の模様をご紹介する。まず、会議冒頭、片桐基次理事長から挨拶。

DSC_3482.JPG片桐基次理事長

「昨年はいろいろ、本当にいい歌舞伎町にしようということで、皆さんお考えいただきながら会議を重ねてまいりました。今年、歌舞伎町(商店街振興組合)の新年会では、そういう会議を踏まえて、今年は、どうしても、実行する年として、何かの形で、出来るものはどんどん実行していきたいと思ってます。

-観光の街・歌舞伎町-

1つには、以前から申し上げてますように、『観光の街・歌舞伎町』というのも、一つ手ではないかと。これだけ大勢の外国人の方たちがお見えになっていただいてますので、その方々に対して、おもてなしの心を持って街があたっていく、また、喜んでいただけるような形で、どういう風にしたらそういうものができるのか、街がやるということではなく、街と個店が、それぞれおもてなしを一緒になってやっていったら、それほど強いものはないと思います。その中で、何が実行できるかということを、やっていきたいと思いますし、新宿区のほうも、観光の街ということで、かなり興味は示していただいてます。これは、TMOを通じてまた具体的に何ができるかということをやらさせていただきたいと思います。

-秩序ある、眠らない街・歌舞伎町-

もうひとつは、今日、これから、我々歌舞伎町の舵取りをしていこうという経営企画会議というのがあるのですけど、今日、その中で、東宝さん、東急レクがおいでになっていただきまして、そういう形で、映画館街の再生をどういう風に、街が一緒になって出来るか、また、どういう形でやってもらえるのか、我々の要望、それから企業の方々のご要望、また、そのお手伝いがどうできるかという話をさせていただきますけど、その中で、歌舞伎町は、本来の歌舞伎町をどうやって取り戻すかということが、大事だと思ってます。その中で、昨年から言い始めさせていただいているのは、『秩序ある眠らない街・歌舞伎町』というものを、日本一、ひいては世界一の歓楽街となればいいなあ、と思いまして、都議会の先生、区議会の先生を交えて、我々、歌舞伎町商店街振興組合と各業界の人たち、歌舞伎町で御商売されている業界の方たちが参加していただきまして、皆さんで秩序ある眠らない街・歌舞伎町をどういうふうに創っていくか、この真剣な議論をこれからやっていきたいと思ってます。そういう中で、この未来会議を中心に、是非是非実行する未来会議として、私も参加させていただきますけど、杉山さん(座長)のもとに、どうか街のためにお手伝いよろしくお願いいたします。」

まず、杉山座長から連絡事項として、現在進行形の経過報告等。

・昨年12月より開始した歌舞伎町音楽イベント『歌舞伎町音楽祭』(仮称)について。この歌舞伎町音楽祭は振興組合とTMOとが経費を折半して運営している。このイベントのネーミングについて、TMOから「もう少し柔らかい名称にしては」的な話があり、名称をどうするか検討してほしいとのことで、いくつか議論があった。しかし、WEB上での参加者募集のPR上、検索上位にかかりやすい「音楽祭」というネーミングは残したいが、一方で、「歌舞伎町音楽フェス」「歌舞伎町・音フェス」といったサブタイトルも重ねてもいいかもしれないという話に。経費を折半しているTMOの意向も聞いて決定へ。また、現在歌舞伎町音楽祭について、ライブハウスのLOFTとの連携が提案もある。

・ストリートカルチャー(ダンス、ヒップホップなど)のコンテスト:シネシティ広場、大久保公園などを使ってやっていく案が出ている。マルイ・フィールドがサポートし、発表機会の少ないダンスやヒップホップのイベントが企画されつつある。

・新宿エイサーまつりは今年第9回目が7月最終土曜日に開催予定ということが、歌舞伎町を含めた新宿東口4商店街で話を進めている。

・東京マラソンが2月28日(日)開催。歌舞伎町でも恒例の東京六大学応援団連盟による応援イベントを実施予定。

・大久保公園の改修工事は今月末より5月末までの予定。その後は、オープニングセレモニーを予定。7月半ばから8月末までテント劇場を行う。今のところ東京ギンガ堂とよしもと興業に打診中。その後は半分をスポーツ公園、半分を公園として活用する計画。東京ギンガ堂とよしもとのイベントの間に期間が空いている関係で、イベントを募集している。

・2月20日(土)、新宿区役所食堂にて12時から18時まで、10年後の歌舞伎町を考える、『2020シンポジウム』というのが開催される。参加は一人500円。2010年2月20日(土)「歌舞伎町2020」Vision01を開催 【参加者申込受付中】

・3月1日から7日まで1週間、春の火災予防運動。新宿地区の消防演習を行う中で、歌舞伎町では3月4日(木)の午前9:30から10:00ごろをめどに開催予定。

など、memoφ...

さて、今回のメインの議題は外国人観光客誘致に関して。以下、ディスカッションの抜粋。

DSC_3490.JPG DSC_3487.JPG

中国や台湾・香港などで配布されているガイドマップなどを見ながら議論↑

外国人観光客誘致について

-2009年11月 訪日外客数データ(JNTO推計値)-2009年11月訪日外客数.jpg

主として歌舞伎町で多く見かけられる中国人系観光客の、いわゆる来街者とお店とのジョイントについてどういった方法が可能か、今すぐできることは何か、そういった議論が行われた。歌舞伎町商店街振興組合は、昨年よりこの未来会議からの発案で、三井住友VISAカードを手を組んで、同社が幹事する日本国内での銀聯カードの利用店舗拡大を地域ぐるみの普及活動に着手している。しかし、一方、中国観光客の傾向として、秋葉原などでは、中国人系の旅行会社が企画し、中国人系の経営する事業者を選んでそこでお金を落としてもらうといったいわゆる同胞で組むというビジネスモデルができてきており、そこをなんとか切り崩していける魅力のあるツアーであるとか、地域をくくって、なんとか寄ってもらおうという努力が必要になりつつある。
上記JNTO(日本政府観光局)の推計値のデータを見る範囲で、訪日外客数は中国以外軒並み下がってきており、かろうじて中国だけが-0.3%と、中国頼みの様相は見てとれる。歌舞伎町でも、たとえばメニューを外国語(中国語・韓国語)表記をする、店舗の看板に漢字を有効に使うなど経営努力が必要。また、そういう翻訳・制作を行うという会社も増えてきている。また、香港や台湾、あるいは中国内で配布されている媒体への広告出稿を行うなどを歌舞伎町商店街振興組合が音頭をとって行う場合どのようなことが可能かも検討していく。銀聯カードの街ぐるみの普及促進には、中国国内での銀聯カードのPR活動に乗った形での地域宣伝を意図している部分もある。
「外国から観光にいらっしゃる方々が700万、800万という現在、これを2,000万まで引き上げようという国の施策のなかで、個人旅行というのが大分増えてくるのではないかと考えている。我々歌舞伎町は、団体を受け入れるお客さんもありますけど、個人のお客様に対して魅力のある街をどう伝えていくかを考えていく。」(片桐理事長)

個々の店舗の看板に漢字を使うことを啓蒙-

DSC_3493.JPG委員として参加している李小牧氏、李小牧氏は言わずと知れた"歌舞伎町案内人"として、日本で最も有名な在日本中国人。「データをみると、訪日外客数の上位6位まですべてアジア。そして、その5カ国は漢字を使っている国です。
たとえば歌舞伎町一番街は漢字だから分かりやすい。さくら通りは分かりません。とんかつにいむら、『にいむら』はどういう意味だか分りません。だから、そういう意味で、なるべく漢字を使えるように、個人店舗だろうがなんであろうが、そのまま地図に載せれば、特別に広告を出さなくても、この店はどんなお店か、分かりやすいようにしてもらいたい。看板直す、それは大変かもしれないが、絶対必要です。うち(湖南菜館)も、レストランでは外国人は分からない。『料理店』だったら分かる。」これに対し、
片桐基次理事長も「観光の街・歌舞伎町というのを具体的にしていくためには、通り通りに、少なくとも3ヶ国語の表示をして、今ここにいるんだよということがわかるようなものをつくる、それとインフォメーションブースが作れれば一番いいんですけど、各お店さんに、たとえば今にいむらさんのお話がでたが、とんかつという言葉を中国語で書いた看板を掲げてもらうとい、入ってもらうための作業だと思うんですよね。何屋さんだかわからないというのを払拭していく、安心して来ていただける店構えをどう、我々街の人間が、皆でこうしようよというのを啓蒙していくのが大事だと思う。」

バイリンガル的従業員を置く、ホスピタリティの啓蒙、ヒューマンウェアの注入の重要性-

DSC_3495.JPG水田信彦氏(新宿カラオケ業防犯協力会・会長、株式会社ビアンドブイ常務)「前原さんが観光立国宣言をして、内需だけ、輸出だけと偏らないで今後の国づくりということで、民主党政権になってアピールがあった。04年、小泉政権から観光立国の法案も通っているんですよね。予算とか助成金とか、それぞれの観光資源に対してつくのではないか、というのを調べたいですよね。この不況下、超大手の会社はどうのりきっているのかと思ったら、研修助成金という便利な手法があったりしている。バイリンガル的な従業員を置く、そういう人たちにホスピタリティの啓蒙、ヒューマンウェアをとことん注入しないといけないだろう。この街は、一見の客に慣らされて、客を処理する、回す、みたいな発想が多すぎる。ここは謙虚に反省し、業界ごとに原点に立ち返る必要があるだろう。1回来たら2回来たい、また来たい、そういうヒューマンウェアを売りにできるようにしないと駄目だろう。

・・・それと、客引き、生きた顔としてのガイドをどうするのか?

東口商店街では、警察OBを4名程半年契約でお願いして、居酒屋、カラオケ、等々にかかわる客引きに対し、内容証明を出す、店長に対し始末書をとる、あるいは経営者と話し、場合によっては商店街振興組合としてその客引きであったり店舗を警察に告発する、こういうアクションを起こし、半年間やってきて、かなり成果が出ているようだ。歌舞伎町は、もう少し深いし、多様な闇もあるので、一挙に同じようにとは思いませんが、これは一つ、ヒントにならないか。強制力のない、夢物語にしてはいけない。ヒューマンウェアを街としてやりたいのでということで、助成金について研究していただきたい。それぞれ志のある業界や店舗にも、そういうのを落とせるようなことを工夫していきたい。」

歌舞伎町には数多くの客引きが違法に存在するが、さらに、外国人観光客にとっては、必ずしも煩わしい存在ではなく、むしろ客引き頼み的な重宝な存在にもなっている。このことを踏まえ、これをどうするつもりなのか?という投げかけを水田氏は投げかけたわけだ。客引きには多数の、そして多国籍の外国人客引きがいるわけで、それはそれで外国人観光客にとっては重宝なインフラという側面がある。しかし、これを"寛容"とはいかないし、むしろ公的には排除側である必要がある。とはいうものの、では、そういった部分、それこそヒューマンウェアでありホスピタリティ(おもてなし)の重要な部分であるとするなら、これを、以前議論された公式な街の案内人という位置づけ、いわゆる"歌舞伎町コンシェルジュ"というアイディアを進めたらいいのではないかという話。

「人が人を案内するということが、一番求められていることだと思うんですよね。客引きが客を引くというのじゃなくて、歌舞伎町商店街なりTMOなりのインフォメーションセンターが、セントラルロードの入り口なりどこかに、公式の案内人を雇うなり、あるいは皆でボランティアでやるなりしていく方法はどうか。個々の店のことは個々で努力してもらうにしても、(多国語表記の案内板と合わせて)この2つは街としては絶対やっていかなくちゃいけない。」と下村治夫氏(歌舞伎町商店街振興組合専務理事、新宿区議会議員)も、この公式な歌舞伎町のガイド像やインフォメーションの設立を支持している。

現実には、これらの議論、とくに財源を必要とするもの、ボランティアだけでは不可能なものもあるため、「今できることを基本に実行優先」(片桐理事長)ということではあるが、すべて組合主導でとなるとそうかもしれないが、振興組合、あるいはTMOが一歩引いて外部からの参入を助けるという環境を作っていけたら可能なことも増えるだろう。すでに、インフォメーションブース運営の手を挙げてくれている事業者もいるのだが、まだ公式には会議にかけていないので次回以降、会議にかけていきたいと思う。


この未来会議がスタートしたのは昨年の9月、それから月に1・2度のペースで議論を重ねてきた。「議論はいいから、早く行動しようよ。」と言う声もいい加減強くなってきている。さて、何を行動するのか?何がここでできるのか?会議参加者はもとより船頭にも具体性に欠ける感はある。

まずは、パトロールに出なさい、おそらくそれが一番なのだが、「そうはいかない。みんな時間が無い。」と帰ってくる声はそんなもの、それはそれぞれの事情として理解はできるとしても・・。実質的に歌舞伎町がどういう状態なのか、眠らない街を目指すといって深夜の歌舞伎町の姿を知らない、秩序あると言ってどう秩序が保たれどいういう秩序が崩壊しているのかを知らない、そして来街者の観察もできていない、その上で一体何を議論するのか?と、ついつい厳しい意見を言いたくもなる。歌舞伎町で『グリーンマン』と言われている迷惑行為排除のパトロール活動は、すでに2年半、週に数回のペースで継続してきた。この活動で、生身で感じる歌舞伎町の姿、あるいは来街者との道や店舗案内を通じてのコミュニケーションの中で見えてくるもの、これが、いわば最大の『情報』になってくる。基礎的情報を共有した上での議論、そこを望みたいものだ。

眠らない街・歌舞伎町、その歌舞伎町の深夜の姿は眠っている。あるいは、歌舞伎町の人ばかりが目立つ、要するに内需に偏った姿。そのバランスの欠けた部分を、かろうじて中国を中心とする外国人観光客の需要が支えているにすぎない。データを見れば分かるが、中国人観光客の数は国全体で年間100万にも満たない。その、仮に5分の1が歌舞伎町にやってきたところで20万人、しかし歌舞伎町の滞留者人口は約10万人/日、その割合は年間にして2日分にしかならない。要するに、出来ることは何か?という議論をするうちに、単にやったら少しはましかどうか程度の事にエネルギーが集中してしまう、その単純さに時々危うさを感じる。全体像の中で、やはり歌舞伎町を支えているのは、当然日本人の来街者が圧倒的であり、同時に内需も割合として大きく、にもかかわらず、どの店も次々とバイトを切り、従業員を減らし、サービスを低下させていく。このマイナスのスパイラルを止める手立てはなかなか見つからない。経済活動へのモチベーションの低下はすなわち街への関心や愛着の低下につながる。歌舞伎町の人たちを見る限り、そういう傾向を感じているからこそ、もはや割り切って、世代・タレントの交代期が目の前に来ていると見ていくべきかと。

会議とはいえ、あるいは組合であれTMOであれ、そこに強制力はない。まずは一人一人、何ができるのか。たとえば歌舞伎町でいいビジネスをする、多様な活動を支える、そして、できることの積み重ねの中で、方向性を緩やかにそろえていく。組織に依存し、何をしてもらえるか?ではなく、あくまでここで何をするのか。そこで、漠然と、であっても、まずはモチベーションを高める、いわば『希望』のようなものをどう掲げるか?ここに今は戦略と英知を結集するべき、と自分は考えるが、それは間違いではないと思うし、前から言っているが、コマの件と、地下鉄を含む公共交通の24時間化、そして今できることとして面白い話題づくり、結局はそこらへんだろうなと。去る人は去っていく。新しい人たちが入ってこれる、入ってきたいと思う、そういう光を見せていかないと。


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歌舞伎町音楽祭 -1月16日(土)第2回開催より- [イベント]

1月16日(土)、14時より第2回歌舞伎町音楽祭が開催された。

↑動画は、2番目に出演した笠井舞さん(totorabo)のステージ最後の曲"6-6"。ピアノやギターで弾き語りながらストリートミュージシャンをやっているシンガーソングライター。この日は気温4℃、風もあって屋外でのパフォーマンスとしてはかなり厳しいコンディション、舞ちゃんも演奏中にギターを弾く右手人差指を切って出血・・というアクシデントもありながら、30分のステージを最後まで笑顔で唄ってくれました。

歌舞伎町シネシティ広場にて定期的にポップスのライブイベントが開催されます。歌舞伎町音楽化計画を実施している24Record'sがプロデュースする公認ストリートライブです。

歌舞伎町音楽祭

kabufes.jpg

【開催日時】
第3回:1月30日(土)14時~17時
第4回:2月13日(土)14時~17時
第5回:2月27日(土)14時~17時
第6回:3月27日(土)14時~17時

◇歌舞伎町音楽祭シネシティ広場(旧コマ劇場前広場)におけるライブの出演者を募集しています。

【出演条件】
バンド・ソロなど形態に関わらずノージャンルですが、近隣への配慮等ありますので音源を事前に確認させていただいた上で出演の可否をお知らせします。

*ドラムの使用は原則不可能です。(アコースティック系のパーカッションはOKです。)
*エレキギターの使用については事前の音源審査により決定させて頂きます。

【出演枠】
50分間1アーティストまたは、25分間×2アーティストを1枠として月に2回金曜日の夜18時から20時までの2時間で2枠のライブコンサートを行います。

【宣伝・物販等】
ファンの方から求められた場合は、チラシをお渡しいただいて結構ですが通行中の方へチラシを配るなどはお控えください。CDなどの物販はできません。

【出演費用】
出演されるアーティストは、機材使用料として下記の金額が必要です。
◎ソロ2500円
◎ユニット~バンド5000円

1枠を2アーティストで使用する場合(25分の場合)は、上記金額が半分になります。単独で25分枠をご希望の場合、出演日がご希望に添えない事があります。

【開催に関するご注意】
雨天中止となります。
決行・中止の判断の基準について
(1)開催日前日21時の時点の天気予報で降水確率が90%以上のときは、前日の段階で中止決定とします。
(2)開催日の午前11時の段階で雨が降っている場合で尚且つ、午後からの降水確率が50%以上の場合は、その時刻で中止決定とします。
(3)降水確率に関わらず、現地で雨が降り出した場合は中止といたします。
夕立のようにしばらく雨が降って回復の見込みのあると判断されるときは、現場の責任者による判断とします。ただし、持ち時間は減ることになりますのでご了解ください。

【中止の場合の使用料】
雨天等の事情で中止になった場合は、使用料は不要です。


【主催】歌舞伎町音楽振興企画実行委員会、歌舞伎町タウンマネージメント
【共催】歌舞伎町商店街振興組合
【後援】新宿区

◇現在募集されている日時

2月13日(土) 14時~17時:募集終了
2月27日(土) 14時~17時:募集終了
3月27日(土) 14時~17時:1組50分または、2組25分×2募集中

4月以降の予定については現在、ご希望のみ受付しております。開催予定は、隔週金曜日夕方18時~20時、1枠50分間(転換10分間)を2枠の予定です。


歌舞伎町音楽祭は4月から夕方18時からの開催を予定しているが、冬の間はさすがに寒いので昼間14時からの実施としている。1月16日(土)は4組の出演で、①snow chrystal ②笠井 舞(totorabo) ③糸雨(su-yu) ④pearl 。2組目出演の笠井舞(totorabo)がこの日際立ったアーチストさんということで↑記事で紹介したわけだが、もう一人、3組目の糸雨(su-yu)さんも面白かった。

suyu.jpg糸雨(su-yu)

というのは、糸雨(su-yu)さん、このsu-yuというのは中国語なわけだが、要するに彼女は中国人です。といっても10歳まで中国で暮らし、その後日本に来て、それからすでに10数年、もはやほとんど日本人なわけだが、言葉は両方話せます。正直まだ歌唱力もこれから、という感はあるものの、ステージで数曲中国語の曲を歌っていた時は、通りすがりの中国からの観光客が集まってきて写真を撮る、拍手をしてくれるなどの景色があった。

なるほど、、、これはアリかもと思ったわけです。中国人の方々は日本にわざわざ観光に来ているわけだから、何もここで中国語の歌をというのはやりすぎにしても、たとえば日本語の歌を中国語にアレンジしたものを歌詞に混ぜるとか、MCをバイリンガル(日本語と中国語)で、同じことを二度言うとか、その際に歌舞伎町をガイドするMCを挟むとか、これらをうまく臨機応変に使えたらいいなぁと。

実際、アーチストのクオリティに対する観客の反応は正直で、出来が悪い時は誰も集まってこないし、このコはいいなと思うと、この寒い時期でも自然と集まってくるもので、無料のストリートパフォーマンスはある意味とてもシビア。しかし、その集まってきたときに何をすればいいか、そこらへんでヒントを得た感じでした。

次回歌舞伎町音楽祭は1月30日(土)14時から。まだまだ始まったばかりで模索もありますが、年に一回くらいは大きめのイベントをできたらいいなと思いながらコツコツと、という感じです。


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平成22年 歌舞伎町商店街振興組合“新年の集い”より [季節]

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1月7日(木)17時より、平成22年歌舞伎町商店街振興組合“新年の集い”が歌舞伎町・割烹料理店車屋にて開催された。毎年恒例の商店街の新年会である。参加者数は組合員および来賓をあわせて104名。

さて、今年度(平成21年度)より歌舞伎町商店街振興組合の理事長の就任した片桐基次氏が、理事長として迎える最初の正月。まずは片桐理事長の年初の挨拶。

DSC_3060.JPG片桐基次氏・歌舞伎町商店街振興組合理事長

「昨年は、わが国では大きな不況の風が吹き荒れ、先行きの不安が渦巻いている中、当組合では、執行部が新しく誕生いたしまして、新しく創出した経営企画会議のメンバーとともに、街の活性化や、中長期を見据えた街づくりに議論を重ねてまいりました。本年は、これらの案件につきまして、実現を目指し、行動をしてまいる所存でございます。
具体的には、美化・美観については、佐藤環境衛生部長のもと、歌舞伎町ゴミ処理一元化事業を、これは大変なことと思いますけど、取り組んでまいります。
また、杉山専務理事が率いる歌舞伎町未来会議においては、歌舞伎町の街を、観光の街として位置づけ、新たな観光資源の掘り起こしを行い、外国人観光客も含めた究極のおもてなしを、街づくりとして推進してまいります。また、銀聯カード、これは中国のほうで発行しています、中国の方たちが、お金をたくさん使っていただけると思いますけど、その銀聯カードを積極的な取り入れも行い、それがTMOを受け皿にし、振興組合が中心になって取り組んでまいります。
魅力あふれる、賑わいのある『眠らない街・歌舞伎町』を目指し、各業界や団体の皆さんとともに、秩序ある歓楽街を取り戻し、安心で楽しい街を創ってまいりたいと思います。
御臨席を賜りました、区長さんをはじめ、諸先生方のご理解とご協力を何とぞよろしく申し上げたいと思ってます。また、新宿駅周辺商店街の皆さまとは、運命共同体といたしまして、新宿繁華街の繁栄のため、歌舞伎町としての役割を果たしていこうと考えております。御指導のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。真の街づくりは、自らの手で行われなければ成功しないと私は確信していますので、何卒、本日ご出席の組合員の皆さま、御企業の皆さま、何卒ご協力よろしくお願いします。」

DSC_3103.JPG平成21年度の組合人事により執行部が総入れ替えになったわけだが、その面々、左から片桐理事長(酒屋の丸石、セントラルロードの持ちビルなど)、副理事長の今宮達三氏(酒屋の水野屋など)、副理事長の麻生茂氏(割烹あそうなど)、専務理事の下村治夫氏(下村第一ビル、ちょうちん下村ほか、新宿区議・自民党)、専務理事の杉山元茂氏(杉山ビル、とんかつ茶漬けのすずやほか)。

歌舞伎町商店街振興組合は、この平成22年、理事長の挨拶にもあったように一つはゴミ処理の問題への着手を目指している。これは、そもそもではあるが、商店街における町会構造の疲弊を食い止め、立て直し、あるいは再編を含む組み換えなどを念頭に、町会が機能しやすい、またちゃんと存在価値のある町会ネットワークをつくり、これを振興組合が連携していくことが街づくり、また地域活動に不可欠という考えに基づいている。町会の機能強化とゴミ処理問題の課題解決は構造的に連携が可能で、まずはここから着手をしていく。歌舞伎町未来会議というのは、組合外のメンバーも参加した、以前で言う『よくしよう委員会』の発展的解消により新たに創出された会議帯で、自分も参加しているが、主として活性化事業や発信事業、パトロール活動、あるいはその他の既定の部会に所属しない様々な活動や参加メンバーの独自企画による活動の支援を行う。銀聯カードの歌舞伎町における普及も未来会議からの発案で、これに商店街が率先して関わることは中国系観光客誘致につながる礎になると判断した。振興組合の旧体制では組合の中枢幹部の会議を“執行部会”と呼んだが、平成21年度からは経営企画会議として名称を変更、理事長を筆頭に副理事長・専務理事・そのほか組合理事らが連なる組合の運営意思決定機関となっている。

振興組合は長年組合員を増員してこなかったことで組合活動のポテンシャルが下がってきた。そこで、町会ネットワークを手始めに足元から構造の厚みを増し、さらに組合の賛助会員的な増員を図っていくことで、いわば街の中心からマンパワー的にもネットワークとしても地力を底上げしていくことが旧来からの課題となっている。しかし、現実には組合自体の活動を支えてきた資金の源泉である資産があるという点が足かせにもなってきてなどあり、その課題克服を旧執行部はとれなかった。新体制が目指したこの古くて新しい取り組みは、いわば、これこそが商店街の経営であり、組合の経営、ということから新執行部を“経営企画会議”という命名にした。未来会議とは対照的なのは、街の全体を外から押し上げるのが未来会議ならば、経営企画会議は組合の中心から街を押し上げる、力の向くべき方向が違うことにある。というか・・本来そうあるべきだったわけだが・・、若干批判にはなってしまうが、内側からの底上げが遅々として進まないもどかしさが時々そこから逃げるように街全体視線になってしまうきらいがあって、やむを得ぬところもあるが、構造的あるいは役割的な差分をもう少し理解されたほうがよい、と思う部分もある。というのは、街の内部者には利害関係やしがらみの問題で、街を全体的にみる視点が持ちづらいはずで、だからこそ未来会議が外部のメンバーを積極的に入れているわけで、そこらへんがややどうなのかなということだが、まぁ、新体制で1年弱、これからといえばこれからか。

杉山専務理事はこんなことを言っていた。「振興組合が必要のない、そういう街にしたい。」と。グリーンバード歌舞伎町チームを立ち上げた杉山文野クンのお父さんらしい言い方だ。グリーンバードはゴミを拾うボランティア活動だが、拾うゴミが無くなり、することが無くなってしまうことこそが一番だという設立の想いがある。ちょっとその辺が似ているなと。組合や町会が疲弊したのは志を失い、世代交代や引き継ぎがうまくいかなかったからだけではない。一つは、それでも歌舞伎町は繁栄してきたからだ。組合や町会がその存在感を示す必要もなく街は繁栄していた。そのかつての幻想に胡坐をかいた、まるで自民党のようだが、組合活動に昨年から関わるようになった杉山氏らしく、組合が組合本来の役割をまず目指そうというあたり、そしてそれが必要のない、それが無くても繁栄のある街にする、その理念は美しい。

だが、一方で、これは客観的な意見であるが、現状の組合という組織が“街”を語ることには今でも違和感を感じるし、また、街の方向付けに組合が現実的に果たせる役割はその能力的構造的に、あるいは限られた時間の中でどうだろう、、可能なのかどうか。お手伝いはもちろんします。だが、一方で、組合が本来の組合としての役割をちゃんと果たしていたら、そこには“街”としての正当性が自然と生まれ、よって“外部”の“有能”あるいは“有力”なものは“それぞれの利”を得うる街を創る正当性を依存しにそこにまさに自然と集まることにつながるだろう。その集約された能力や資本を活かす、正当性を持った組合には、そこに仮に能力も資本も無いとしても、その時こそ“街”の利に最も近いものを選ぶ選択権だけはある。それでこそ、結果としてよりよい街になる。結果として、これが肝なのだ。自分も“外部”の一員だからこそ痛感することなのだが、街をよりよいものに創るのであれば、本来あるべき組合らしい姿にまずはなってもらえたらと思うのはそこにある。だが、組合が本来あるべき姿になるのを待っていられるほど悠長に構えているわけにもいかない、時間軸の中にはもう少し切実な歌舞伎町の現実があるから、その美しい理念を単純に拍手というわけにはいかない

話題を変えて・・

平成22年の組合新年会、歌舞伎町商店街振興組合は内部区議がいるほど自民党支持組織だったわけだが、その自民党が国政において野党に転落し、民主党政権になったことで、新年会にどちらを呼ぶのかが注目の点ではあったわけだが、結局民主党の海江田万里氏と自民党与謝野薫氏の両衆議院議員を呼ぶことになった。結果的には与謝野氏は都合で出席できず(秘書の池田氏が代理出席)、海江田万里氏は出席。なお、政治家の来賓はほかに例年通り中山弘子新宿区長、野原新宿消防署長、深沢区議会議長、自民党都議会議員の吉住健一氏。

DSC_3085.JPG衆議院議員・海江田万里氏「政権が変わりましたけど、政権交代が景気後退にならないようにしっかりと頑張っていきたいと思います。」と挨拶は短め。組合が昨年の衆議院選挙で推薦状を出す出さないでもめたことが少し気になっていたのか、挨拶はシンプルに、という感じだった。

DSC_3093.JPG中山弘子新宿区長「歌舞伎町についてですね、今、映画館が閉館したりということで、少し来街者が少なくなったとか、いろいろ聴かれますけど、皆さん、こういう時こそ、皆さんと心を合わせて、この街は、なんといっても日本全国、外国の皆さんにも知っていただいている、こんなに有名な街はありません。そして、戦後から、大衆文化・大衆娯楽を発信してきました。
タウンマネジメントと、皆さん方、地元の皆さんが熱い心で一体となって、この街から文化・娯楽を発信できることを願っています。
そういう意味では、シネシティ広場にシネシティカフェもオープンして賑わいも創り出していますし、また、大久保公園では、昨年テント公演で70日間、1万4,000人もの方々においでいただきまして、それを街全体でイベントとしていただけたと思います。今年も、大久保公園は、御存じのとおり工事をしておりまして、よりバージョンアップした、シアターパーク、イベント公園として、この街の元気を、皆さんとともに、タウンマネジメントとそれから街の方々、なんといっても皆さん方の熱意こそが、この街を、立派ないい街にしていくと思います。頑張りたいと思いますのでよろしくお願いします。」

今年は秋に新宿区長選挙が控えるわけだが、さて中山さんはどうされるのでしょうかね、多分出られる、と思いますが。歌舞伎町のこと、とくにこんな風なやりかけではあまり恰好よくないのでは。とはいえ、言葉の節々に“歌舞伎町よりもっと大変な地域はたくさんある、この街は他の街にはない地力があるんだから自分たちの街は自分たちでしっかりやってください、甘えないで!”的なトーンに聞こえてしまうのは気のせいでしょうか・・・^^;

DSC_3100.JPG自民党・吉住健一都議。与謝野さんが来られなかったこともあってか、今年の参院選を控え、自民党の応援を一人一人の席をお酌をしながら回っていた姿が印象的ではあった。吉住氏自身、とても人柄が柔らかい好人物ではあるが、個人的にいえば個性が弱い。まだまだ都議1年生、これからなのかもしれないが、「(寺谷さんが唱えている)地下鉄24時間賛成です、頑張りましょうね」と言ってくれる辺りがなんとなく“いいヤツ”な感じを受けてしまう。ちょっと気になるのは、東京一区における自民党の与謝野氏後継はどうするつもりなのかな、という点。今年中に解散~ということなら与謝野氏ももう一回出ることもあろうが、来年、あるいは任期いっぱいの再来年くらいに総選挙となれば、もう与謝野氏の後継をどうするかは現実的な問題となる。「吉住君、行けば?」「いえいえ~ボクなんか。」・・・花の一区、そんな単純な話になるわけもないか。だが、そもそも、来年春の統一地方選挙、もし自民党が議席を大量に落とすようなことにでもなれば、自民党が社民党化していくような予感があったりもします。現自民党の議員は口には出さないけど、どうするのでしょうかね。


新年会が続くこの時期、どこへ行っても「お客が減った」「コマはどうなるの?」などといった言葉や問いかけばかり。ある旧執行部の方が言っていたが「皆さん、この状況をなんでもかんでも人のせいにしすぎじゃないか。」と。前者の気持ちは分からないでもないが、全体として足元を見失っている感はどこかにある。まず自分の商売を充実させる、その余力で組合などの公共性のあることに精を出すのならまだしも、はたしてその部分はどうだろうか、という意図の彼の言葉だった。あくまで個々の創意工夫や努力があって、そして個々のビジネスがうまくいき、更にそれが積み重なり、結果として街は賑わいと活気を取り戻す。まずそれを足場に、それではできないことをのみ組織で、あるいは公共として活動するべき、足場もできていなければ公私の整理もおぼつかない・・的を得ている感はある。

とはいえ、シネシティの廃墟感、あるいは物件の売り物があっても買い手がつきにくい現状、地上げが入りかけてるところもあるがいくつかの大きい土地や物件の売却がなかなかまとまらない状況の中で土地価格の下落。それでも止まない売り気配・・、個々の企業にも語れない本音がちらほら・・。さらに、一番気になるのが、確かに歌舞伎町は様々な活動においてステージではあるが、フリーターや派遣切り、ホームレスなどの問題に関わる各組織等までもが歌舞伎町をステージとして見だしたという、それぞれの活動には意味がありつつも、その景色が似合ってきてしまってるというか、廃墟感を受け入れてしまって、いわばあってほしくない未来を連想させるいくつかの出来事などが、思うにいよいよ歌舞伎町に嵐が吹き始めるのはこれからだと予感させる。だが、それは“変化”であることには間違いない。変化にはリスクもあるが、新宿駅前商店街の蛭川理事長曰く「新宿は去年から大きく変化している。強いものが生き残るわけではない。賢いものが生き残るわけでもない。変化に対応できるものこそが生き残る。」・・変化を耐え春を迎えるまでひたすら我慢をするのか、あるいは変化を捉え自らも動いて対応し、波に乗ろうとするのか、いずれにしても今年からは明らかに目に見えてそういう時期に入った。

自分は、というと・・・この街に、愛する人たちに、できるだけ“幸運”をもたらしたい、一言でいえばそんなような想いです。漠然とした、それこそきれいすぎる言葉ではあるが、一番近い。すでにいくつか決めてやっている事が、そういう結果につながる“仕事”になれば、と思ってます。


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謹賀新年 2010年 元旦 [季節]

2010年 元旦 謹賀新年

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2010年初日の出(自宅マンションより)、水平線に薄く雲が出ていたため日の出時刻は若干遅れて6:53くらいでした。

毎年、新しい一年の最初の朝日はちゃんと浴びよう。朝日の力は、なんというか、どんな時でも心と体に力を与えてくれる。人に話すと「テラさんは昼間太陽を浴びてないから」と言われてしまうのだが、いえいえ、そんなことはありません。新しい朝日の力は絶大です。何かを突き動かす力がある。そんな気がするのです。

さて、歌舞伎町の大晦日からの景色は、というと。

344805112月31日、深夜11時過ぎのセントラルロード

例年この正月期は人が少ないものだが、それにしても歌舞伎町の中の人の数は少なく感じた。働き者の客引きたちがちらほらと。

3448052JR新宿駅東口アルタ前にて。自然と集まった人たちにまぎれて2010年のカウントダウン。ミレニアム以来こうした場所でのカウントダウンイベントが無くなって(警察の指導による)久しいが、このアルタ前でも何かが行われるわけでもないのに人が集まり始めてこんな景色に。何かが起こる、閉塞した現実から無意識のうちに何かを期待してしまう、そういう心理なのだと思う。少々羽目を外してもいいのになぁ・・と、この辺がこの国のよくないところだろう。

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歌舞伎町の各神社初詣の景色。左は歌舞伎町2丁目の鬼王神社、右が花園神社。時間の問題もあるが、晴れ着姿の人はいませんでした、残念。こちらの人の集まり具合は例年通り。

2010年 庚寅(かのえとら、こういん)

庚(かのえ)は「更」、植物が成長を終え、新たな形になることの意。寅(とら・いん))は「螾」(いん)から来ている。「螾」は動くの意味で、春が来て草木が芽生える状態。いわばこの年は“変化”ということになるらしい。調整期に入った世界の姿が思い浮かぶ。何もない、変化もない、そういう硬直した時代に終わりを告げよう。変化はリスクでもあるが、新たなる機会ともなる。時代の波はいろいろな方面で生じ始めているのは、分かる人には分かると思う。その波をつかめるかどうか、なんだろうけど。

昨年の正月、今年はこれをやると言って、なんとか実現への目途に繋がった「地下鉄24時間化を含む公共交通機関の24時間稼働」、その後の都議選では民主党のマニフェスト、政策要綱に盛り込むまでは行った。その後、国政で民主党が与党になり、羽田空港の24時間化を目指している。この公共交通機関の24時間化についてだが、実は東京都はやや及び腰。深夜の電気需要を拡大させることにいまだに難色を示している。相変わらず、省電力・エコを政策軸においているのだが、呆れてしまうのは深夜電力についてもそんなことを言っている点。深夜電力は使ったほうが「無駄」が出ないというのに・・・。まぁ、それは兎も角、国政から羽田の24時間化が進めば当然「アクセスはどうするのか?」という話になってくる。すでに羽田へのアクセスとなる地下鉄等の深夜の稼働について議論が始まっているようだが、この辺りが突破口となって、都議会よりむしろ国政のほうから地下鉄やJRの24時間化が現実化に近付いてきている感もある。ここに期待したい。

さて、歌舞伎町。

一昨年のコマ劇場の閉館からすでに1年以上を経て、歌舞伎町の中心部である劇場街の再開発は一向に動きが起きてこないことについてだが、そろそろ何か出していかないといけないと思う。そこで、今年はここに焦点を当てた行動をしていく。具体的に何をどうする、ということを今からここで書くことはできないのだが、少なくとも何か、こんなものができるんだ的な、歌舞伎町全体に何かしら希望につながるイメージを伝えたいと思っている。地域の経済活動の疲弊感はまだまだ続くだろうし、閉館や取り壊し等が続く映画館街にはもはや廃墟感すら漂ってきている。今は生みの苦しみであり、時間もかかる。だからこそ、希望が必要、のはず。自分が仕掛けていく相手は、何も東宝に対してとは限らない。あるいはこの再開発を違った形で関わるかもしれない、今はまだ現れていない新たなタレントに対してのものでもある。有用で現実的な投資をどう促すか、ここが今年、まさに勝負の感がある。

話は変わるが、この一年、干支は“変化”を意しているようだが、最近よく人に勧めるのは「休む」ことと「無駄」の勧め。どうあがいてもどうにもならないなら悩んでも無駄、なら忘れてしまおう。そして休む。好きなことをし、無駄なことにエネルギーを費やす、あるいは遊ぶ。そんな中に、何か新しいものや未来への活力につながる種があったりするよ、という話。民主党の“無駄”削減も同じだが、“無駄”とは“無駄”ではなく、単に一面からの視点において無駄なのであって、多面的に見れば決して無駄とは限らない。新しい年、できることならたくさん“無駄”なことをしてみようと思っている。その中で、ひょっとすると想定外の何かが生まれるやもしれない。自分なりに“変化”とは、そういうことを指しているのではないか、と解釈。個人的にもそろそろ次のステップに行きたいなぁ・・公私ともに。

歌舞伎町の中心から~“日本総肉食化計画”

2010年、てらたにこういちの個人的なテーマは"日本総肉食化計画"。何も肉を食べようって話ではない。この国を包み込むかつての英国病的な空気を打破するには、怒りさえ持たない不感症になったこの国の人たちの心をもう一度目覚めさせる、いわば、日本をなんとかしたいなら、草食化した国民を肉食化する、ちょっとそんなことをテーマにやっていこうかと思ってます。

かつて英国病で不感症になった英国女性を目覚めさせたのはジョニ・ミッチェルの歌"Both Sides Now"(青春の光と影)だったとか。日本の場合、むしろ男のほうが不感症な感がある。草食化したこの国の人たちのどうやって肉食化することができるのか。

“マスをかくならソープへ行け”“売春合法化”(女性の皆さまには失礼しました^^;

それはややジョークにしても、怒りを忘れ、欲を失ったら人は駄目になる。ストレスの強い社会でガス抜きがうまくいかなければどこかで暴発的な事件や事故が起きる、そう思っていた。しかし、どうもそうではないらしい。いつのまにか、この国の人たちはストレスを感じなくなってきてしまっているような気がします。要するにガス抜きしなくても済んでしまう、いわば心が不感症化している。景気や経済の後退が国民の総草食化に繋がったことは言うまでもないが、しかし景気が回復したからといって消費が簡単に伸びるか?といえばそうではない気がする。いわば、草食化した国民を肉食化しなければどうにもならない。このままでは、草食化した日本は、肉食化が進む中国等にいとも簡単に食われてしまうだろう。

そこで、“日本総肉食化”、日本再生のキーワードはこれ!

心が不感症、怒りすら忘れ
草食化した日本人の心を
日本のへそ、"肉食人の聖地・歌舞伎町"の中心から目覚めさせる
2010年、日本総肉食化計画開始!

とかなんとか、いろいろやることがありますが、皆さまにとって、2010年が素晴らしい一年となりますよう。

2010年 元旦

今年もよろしくお願いします。

"日本肉食党・党首" てらたにこういち


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歌舞伎町からメリー・クリスマス!-新宿・歌舞伎町のクリスマス風景- [季節]

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新宿・歌舞伎町のクリスマス景色、12月24日クリスマスイブの区役所通り。

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▲写真左・区役所通りのキャバ、M's Tokyo(エムズトーキョー)のコたち。来春卒業の女子大生なんだとか。写真右はセントラルロード突き当り付近にて、客引きのホストのコたち。いつもの黒服よりこっちのほうがよっぽど雰囲気が和らぎます、一応違法性があるとはいえ^^;

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いつもこの季節に思うんですが、新宿・歌舞伎町は、おそらく日本で一番サンタクロースがたくさんいる街なのでは・・。キャバ嬢のコたち、コンビニやドンキの店員から客引きをするホストのコたちまで、とにかく何千というサンタ・コスチュームが街にあふれている。

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▲12月25日、区役所通りのチェックメイトビルにて。毎年恒例のクリスマスロビーコンサート。

東京都健康プラザ・ハイジアにて、これも毎年掲出されている巨大クリスマスバナー。写真は12月18日に行われた授賞式の風景。近隣のアート系学生らが応募、今回は日本デザイナー学園の小峰教史さんの作品がハイジアグランプリ賞に。彼の作品が巨大バナーになってます。

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▲とにかく忘年会シーズン、歌舞伎町案内人こと李小牧氏(写真中央)。彼の17刷目の著作物「歌舞伎町より愛をこめて-路上からみた日本-」(阪急コミュニケーション刊・2009年12月15日発売)の出版記念パーティにて。場所は彼がプロデュースする中国料理店「湖南菜館」。

この12月は毎年のことではあるが警察のお偉いさんが視察に訪れる。今年は12月21日・22日とそれぞれ国家公安委員長、警視総監が訪れた。別に警察を悪く言うつもりはないが、それまで、つまりこのお偉方の視察が終わるまではやはり歌舞伎町における警察の取り締まり活動も盛んで街の中には緊張感が漂う。しかし、その直後、クリスマス以降正月までの約1週間、多少の抑止的なパトロールはあるものの、事実上取り締まりは休止されるこの期間、いわば警察不在となったこの時期、無法化無秩序化しそうな時にむしろ空気が和む、とうか緊張感が消える。むしろ警察が不在なほうが街が和やかになるというのは、やはり人間らしい街だなと感じる。客引きもスカウトも、この時期に頑張ったって・・みたいな気分になるのか、あるいは、歩いていると彼らが「正月は田舎に帰ってきます~今年はお世話になりました!」みたいな、やはり皆さん人のコなんですよね。

歌舞伎町の24日、クリスマス・イブというのは概ね人は少ないものだが、翌25日、この日の夜のほうがむしろ盛り上がる。今年は曜日の並びの問題もあったかもしれないが、25日の夜は人が出ていた。一方24日のイブの夜は、わりとしんみり。

さて、今年も終わりです。一年を振り返って、やれたこと、やりきれなかったこと、目算を誤ったこと、あるいはいろんな人たちとの出会いや別れ、しかしクリスマスを迎え、ふと周りを見回せば、意外と世界には“愛”は溢れているもので。まだまだ世の中捨てたもんじゃない、僕らの愛はまだまだ未完成ではあるけれども、誰かを好きでいたい、そんな気持ちにさせてくれるこの季節が自分は好きです。

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皆さんも^^素敵な年末年始を。

歌舞伎町からMerry Christmas!

3434723歌舞伎町ではありませんが・・新宿テラスシティのイルミネーション。12月1日より25日まで、「ブリリアント・ブロッサム」(キラメキの冬爛漫)をコンセプトに彩られてました。写真はサザンテラス・スプラウト・タワー、天に向かって真っすぐ伸びる「輝く光の芽」をイメージしたイルミネーション。タワー内にあるスイッチを押すと光の色が変化する。


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トレジャー・シティ-新宿の過去・現在・未来を記述する 12月2日(水)から12月15日(火)開催 [イベント]

トレジャー・シティ-新宿の過去・現在・未来を記述する

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12月2日(水)より15日(火)まで、歌舞伎町シネシティ広場では様々な分野で活躍するアーティスト作品を展示するパブリックアート展として『トレジャー・シティ-新宿の過去・現在・未来を記述する』が開催された。

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◆開催期間
会期:2009年12月2日(水)〜12月15日(火)
時間:10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)

◆会場
新宿歌舞伎町のシネシティ広場に輸送用コンテナを設置します。日本を代表する繁華街の真ん中に会場が出現します。この地において参加者が何を感じ、どのように作品に反映させるのでしょうか。

◆主催:トレジャー・シティ展運営委員会/東京工芸大学
ディレクター:野口靖 アシスタントディレクター:大草あき

協力(50音順):歌舞伎町振興組合、歌舞伎町タウン・マネージメント、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)、新宿区角筈特別出張所、新宿西口商店街振興組合、新宿歴史博物館、西新宿をよくする会、丸紅情報システムズ株式会社、武蔵野美術大学

◆関連イベント:アーティストトーク
■12/6(日) 16:00〜18:00
都市を読み取るアートの力 – 新宿を舞台として -
関口敦仁、笹口数、末野宏行、笠尾敦司、前田真二郎
野口靖(司会/トレジャー・シティ展ディレクター)

■12/12(土) 18:00〜20:00
10年後の新宿の地図を描く - 街づくりの観点から -
及部克人(武蔵野美術大学名誉教授)、花崎攝、城克(歌舞伎町商店街振興組合)
野口靖(司会/トレジャー・シティ展ディレクター)

▼関口敦仁 [ IAMAS 都市相-SIR プロジェクト]

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▼笹口数+末野宏行『meta-fur』-光と影を被服した街-

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▼笠尾敦司[思い出横丁街並み絵巻つ街並み絵巻プロジェクト]

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▼H.584/IAMAS ロカティブメディア・プロジェクト-羊飼い物語[新宿2009]

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▼武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科 環境デザインチーム『歌舞伎町未来年表』

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「新宿という大都市に様々な手段で深く分け入り、埋没した財宝(トレジャー)を発見するがごとく、そこで体験したものを作品化」、トレジャー・シティ展ディレクターの野口靖氏の挨拶にはこうある。その財宝を、シネシティ広場の突如現れた6基のコンテナに詰め込むという奇抜な展示方法、アートっぽさはあるが、様々な作品の中で最も目を引いたのは、プロフェッショナルのものではなく、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科 環境デザインチーム『歌舞伎町未来年表』だった。

歌舞伎町が誕生してからコマ劇場閉館まで、ここら辺までが現在までの年表としてあり、これに2015年から2100年までの間にあったこと(あるかもしれないこと)を年表に書きいれていく。2015年から2100年までの5年置きのポイントは歌舞伎町の街の人たち(振興組合事務局選択)の書いたものだが、それに1年おきの部分は来場者らに書いてもらった。

以下、ざっと抜粋

2015 歌舞伎町の中心であるコマ劇場が東急ハンズとして再生する
2020 歌舞伎町健康ランド出現!!
2025 シネシティ広場を中心とした学生・若者が覇を競うスポーツエンターティメントパークになる
2030 歌舞伎町独立宣言
2031 都内で最大・最高の街として繁栄する
2032 巨大銭湯ができる
2033 リキッドルーム復活
2035 新しい若者のプレイタウン エスニック歌舞伎町
2037 歌舞伎町から月へ梯子が届く、宇宙で遊ぼう
2040 世界のカブキ町になってKABUKI-CITYになる
2041 江戸からの歴史を踏まえビルのガラスから太陽光発電しスクエアが大きなアトリウムetc
2042 歌舞伎町に歌舞伎座を建設する(コマ劇跡地)古い様式の建築物で!
2045 世界中の人々がいつでも楽しく過ごせる町
2050 世界で最も安全で美しい街 ユートピア歌舞伎町 世界の食と娯楽が楽しめる街
2051 シネシティ広場がUFOの発着基地になって様々な星から観光客(様々な姿をしている)の集まる施設になっている
2052 学生街になっているといいな
2060 ラスベガスのようなエンターティメント溢れる街
2065 世界一輝く街
2070 宇宙一有名な歓楽街 洗練された歌舞伎町
2075 世界中の憧れの町にまっている
2080 難民受け入れ100万人突破
2095 欲望から羨望の街
2100 日本と言う国の概念が変わっても日本人の心と世界の歌舞伎町は不変

たまたま自分が見に行ったときにあったものを抜粋したものだが、それ以外にも概ねコマ劇後の施設に関してのものが多かった。目に付いたのはスポーツ施設、エンターティメント施設、中にはコマ劇場復活(見たことが無いから見てみたい)とか、変わったところで「学校(大学)」「発電所」。実は自分も一つかいているがまぁそれはいいとして。。街について「24時間」「世界中の人が集まる・楽しめる」「ラスベガス」「カジノ」など、やっぱりそこなんだろうなという感想を抱く。2100年「日本と言う国の概念が変わっても日本人の心と世界の歌舞伎町は不変」というのは実は城克氏(歌舞伎町商店街振興組合事務局長)のコメント。長く歌舞伎町にかかわってきたものにはわかる、この街の根っこは変わらない、というもの。これはたぶん真実かと。ただ、ぷらっと寄って書いていってくれた人たち、街の人たち様々ではあるが、やはり歌舞伎町には歌舞伎町が好きな人たちが集まっているなと感じる。

来街者、あるいは歌舞伎町の人たちのコメントである以上、そもそも歌舞伎町に寛容である人たちであることを踏まえて読み解く必要はあるが、いずれにせよおそらくこの内容については学生たちがまとめ、いずれトレジャー・シティのホームページなどで公表されると思うので楽しみである。

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■12/12(土) 18:00〜20:00 10年後の新宿の地図を描く - 街づくりの観点から -のワークショップ風景
及部克人(武蔵野美術大学名誉教授)、花崎攝、城克(歌舞伎町商店街振興組合)野口靖(司会/トレジャー・シティ展ディレクター)

このトレジャー・シティ、パブリック・アート展という形をとっているが、実は武蔵野美術大学と東京工芸大学のそれぞれのゼミ活動(授業)の一環でもある。というか、それが実体。ちなみにイベント実施の予算は東京工芸大学が出している(約900万)。来場者は日によってばらばらだったが、だいたい平均で200人程度、土曜日ともなると400人くらいの来場。来場者数というのはこの企画の成否ではないが。

歌舞伎町が題材、あるいはテーマになって学生たちがやってくるようになったのはここ数年(約4年)くらいかと思われる。かつては(今でも若干あるが)歌舞伎町を題材に使うとは何事か?といった風潮はアカデミーにはあったが、それが今ではだいたい年に10組程度の学生の主に卒論・卒業制作、あるいは大学院の修士論文等々、自分だけでもそのくらいのペースでお手伝いやらインタビューを受けるくらい。城さん(事務局長)の場合はそれ以上だろう。また、こうした大学の授業の座学の場としても度々利用されるような傾向にある。ほぼコマ劇場や劇場街の閉館~再開発によって街がどのように物理的・ソフト的に変化していくのかという部分で関心が高いことに起因すると思われる。この開発が終わるまでの間約10年(もう少し短いとは思うが)はこういう傾向が強いと予想できる。これまで、表の窓が城さん、裏窓が自分という形だったが、まぁそれはそれでもいいが、城氏も言っていたが、こうした学生たちの受け入れ態勢をもう少しシステマティックに、明確な「窓」をたとえばTMOなどに用意していけたらいいのだろう。今二十歳くらいの学生たち、そのまさに今この街が物理的にも変化しようとしているからこそ、学生のコたちになるべくたくさん関わってもらって、学び、交流し、10年後、あるいは20年後、街のどこかに「これは自分が作ったんだ」といえるような何かを残せたら、きっとそのコたちにとって歌舞伎町は愛着の持てる街になれると思う。そうであってほしいと思うからこそ、ボクらは無条件に学生のコたちの様々な活動を支援していけたらと思うし、その想いを街の人たちにひろげていけたらと思う。

思うのは、こういったいわば普通の学生たちとは対照的な思春期・20台を過ごす多くの歌舞伎町で働くコたちもほとんど同世代であること。学生たちがこの歌舞伎町を舞台に学び、あるいは研究し、その一方で、この街でもがくほぼ同世代のコたちの未来について、互いの存在を感じあうことは重要で、また、同時に歌舞伎町で働くホストやキャバのコたちにいい形で『卒業』を迎えさせることも大切なことだと思う。商売のベクトルと従業員の『卒業』はいわば逆のものである。居場所のないコたちに場所を提供し、一生面倒みるんだという経営者もいるが、それは一見正義に見えて大きな間違い。オーナー業に転身できるならばいざ知らず、ホストもキャバ嬢も、あるいは水商売の店員も、一生続けていける職業ではない。つまり、いつかどこかで彼らをいい形で『追い出す』ことも、経営者が考えるべき役割である。人としてどうあるべきか、答えは様々であろうが、少なくとも歌舞伎町はこの街に関わる人たちの人生における一種の節足点になりうる機会が多いということを意識していたい。


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12月6日(日)歌舞伎町レッドリボン掃除-えんみちゃんの性教育とグリーンバード歌舞伎町チームの活動より [まちづくり]

12月1日は、「世界エイズデー」。

最近の国内データを調べてみると…
平成21 年3月30日から6月28日までの約3ヵ月間における新規報告数(速報値)は、HIV 感染者が266件(前年同期276件)、エイズ患者が116件(前年同期109件)でした。 年齢別に見ると、新規 HIV 感染者では20 代と30 代が特に多く(新規 HIV 感染者報告数全体の約 69%)、新規エイズ患者では 30代が特に多くなっています(新規エイズ患者報告数全体の約34%)。一方、性別で見ると、新規 HIV 感染者に占める男性の割合が約93%、新規エイズ患者に占める男性の割合が約 97%となっています。
「AIDS REPORT No.86/2009 Autumn」 発行:(財)エイズ予防財団より

…まだまだ根深く、深刻な問題です。いま一度、HIVそしてエイズに関して学び、考える機会として12月6日(日)、グリーンバード歌舞伎町チームは、講師に聖マリアンナ医科大学医学部5年、遠見才希子さんを迎え、レッドリボン講演会&休日そうじを開催した。

■ 日時 12月6日(日)
13:00受付開始/13:30講演スタート(おそうじは、15:30すぎに開始予定/17:00ごろまで)
 
■ 会場 新宿救護センター

■ 内容 遠見才希子さんによる講演とワークショップ&新宿歌舞伎町の休日そうじ

遠見才希子:えんみちゃんの性教育~自分と相手を大切にするって?~もっと気軽に楽しくまじめに‘性’を考える場を!大学1年の時から、全国の中学校、高校、大学、イベント、学会など200カ所以上でHIVやエイズ、性についての講演を行う、現在聖マリアンナ医科大学医学部5年。

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グリーンバード歌舞伎町チームでは、一昨年の12月1日、当時まだ大学3年生だった遠見才希子さんにエイズ・HIV、性の講演をしてもらったのだが(関連記事)、2年ぶりに、今回再び、医学部5年生になったえんみちゃんの講演&掃除を開催した。会場は新宿救護センター、グリーンバード歌舞伎町チーム以外にもグリーンバード学生チーム、また今回のイベントに関心を持ってきてくれたそのほかの方々、約40名が集まっての開催となった。

「日本って、アダルトビデオとかインターネットのサイトとか、すごく偏った性情報が一方であって、もう一方では、『性教育』っていう学校の教科書に書いてある堅い知識、堅苦しいものしかなくて、自分のおくってる生活、自分の恋愛とかとリンクして考えられる機会があんまりないなって思ったんですよね。」まずはえんみちゃん、こういう講演を行うようになったきっかけについてのお話から。

「いまどきの若者のコミュニケーションは、おはよう・こんにちわの挨拶ができない、ビミョー、ベツに、ウザい、とか。若者たちの『聴く力』が弱くなったわけは、聴きたい話を聴いたことがない、自分の話を聴いてくれる人がいない、人の話を聴く喜びを知らない、そもそも人の話を聴くことが少ない。私は自分が思春期の頃を思い出した。相手が大人だっていうだけで、全然人の話を聴こうとしてなかったよな、とか。」

以下、えんみちゃん談。

『自己肯定感』、すごく大事と言うけど・・・褒められたことがない、叱られてばかりいる、人と感動を共有したことがない、感謝されたことがない・・・そんな子が自己肯定感を持てますか?・・ほかにも色んな資料があったんですけど、私が一番ショックを受けたのは、

若者はなぜセックスをするのか?(わかりやすく言うと)

寂しい
誰かといたい
二人でいることへのハードルが低い
セックスをすることへのハードルが低い
コミュニケーション能力が育っていない
セックスもコミュニケーションの一つ

そして、『する?』『いいよ。』って。

(ある影響を受けたホームページに)こう書いてあって、『寂しいから』って言うのを見たときに、なんかすごくショックを受けたんですよね。確かに思春期の頃、私もすごく寂しかったなって。ただ大人の代わりに大学生、医学生の私が出てきて、エイズっていう病気があるからコンドーム使いましょうって知識を伝えるだけじゃなくって私が気付いた思いを自分の言葉で語る、本音の性教育ができればいいな、と思いました。私自身が昔聴ければいいなという話をしたいなと、思ったんです。」

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◇パワーポイントを交え、さらに感染ひろがるゲーム(エイズをはじめとした性感染症がどうやってひろがっていくかをモデルにしたゲーム)なども、以下要点。

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参加者全員にまずコップと中に水を入れて配る。各自、誰かと5回コップの中の水を交換する。その時、一度混ざるわけだが、この時水の交換はセックス、コップの水は、精液、膣分泌液を表す。たった一つ、水酸化ナトリウム水溶液が入っている。これが感染源ということになる。

①直接感染源のコップと交換していなくても感染する。
②誰が感染しているかわからない。
③自分が感染しているかどうか、検査しないと分からない。

水の交換はセックスを表している。交換終了後調べると、感染源は一つなのに全員のカップの水が、フェノールフタレン液を入れると赤くなった。「今日はゲームなので、感染率100%、全員感染しちゃったんですけど、実際の感染率は、性感染症によって感染率は違うので一回コンドームをしないでエッチをしたからと言って必ずしも感染するとは限りません。」

さて、ここで。もしコップにラップがしてあったら?
「水は混ざりません。ラップが示すのは、コンドーム。性感染症を予防するのはコンドームを正しく使うことが大事ですよね。」

◇100%確実な予防法は?

「コンドームも破れてしまうことがあるし、中にはコンドームでは防ぎきれない性感染症もあるので、じゃ、100%確実な予防法は?『セックスしない』が100%確実な予防法!No Sex or Condom  でもするんだったら、将来する時が来たら⇒セックスするならコンドームを必ず正しく使って予防しましょう。」

◇性感染症(STI):HIV/AIDS(エイズ)・クラミジア感染症・淋病感染症・ヘルペス・カンジタ・梅毒・毛じらみ・HPV感染症・肝炎・尖圭コンジローマ

①コンドームを正しく使う
②口でもうつるよ!!

HIVの感染力は1%以下といわれている、性感染症の中でも感染力は弱い部類。HIVはキスで感染ることはマレだと言われているが、キスで感染する性感染症もある。⇒例:ヘルペス、セックスやキスだけじゃなく、コップの回し飲みでも感染する場合がある。オーラルセックス(口⇔性器の接触)によって感染がひろがっている。

◇日本で一番はやっている性感染症は?
A.クラミジア感染症⇒感染してもほとんど症状がない。喉に
感染したクラミジアのことを、略してノドクラといったりするとか。「性器にクラミジアが感染しているコはだいたい喉にも感染しているから検査しましょう。放っておくと、男女ともに不妊症の原因になることもあります。感染力がものすごく強い。HIVは1%くらいといったけど、クラミジアは60%くらい。セックス経験のある人の5人に一人くらいは感染しているんじゃないかって言われてる。」クラミジアは子宮外妊娠を起こして、破裂した場合は命にかかわる事態になることもある。

HIVに感染している友人(20のときにつきあってる彼氏から感染)の言葉
◇『HIVは人を選ばない』

HIV/AIDSの検査は無料・匿名で保健所で受けられる。「自分が検査を受けるまで、私はこのように話していました。予防しよう、検査をしよう、HIV感染者と社会で共生しよう。最初の二つは当たり前なんですけど、三つめ、こういうスローガンってよくあると思うんですけど、この感染者って言葉が、すごく冷たいって気付いたんですよ。感染者って感染源、誰も近寄りたくないし・・・私、それまでHIV感染者って言っちゃってたんですけど、HIVと共に生きる人、HIVを体の中に持っている友達って言うようになりました。」

◇世界では
・HIVに感染している人は約4,030万人
・日本ではHIV感染者8,344人、AIDS4,050人(あわせて12394人:エイズ動向委員会平成18年末報告)
・WHO世界死因予測 2030年には1位心筋梗塞 2位脳血管疾患 3位エイズ

HIVはウィルスの名前で、感染経路はセックス、注射の回し打ち、タトゥの針、輸血とかいろいろありうるが、今、日本でHIVに感染するとしたら、90%くらいはセックスによる感染。「HIVは一回体の中に入ってきたら一生付き合っていかなきゃいけない。感染してもほとんど症状は出ない、10年とか15年かけてHIVは体の中で増え続けて体の免疫機能を保っている細胞を壊していく。10年ぐらい経って、この免疫機能がダメだという状態になっちゃうと、健康な人ではかかりえないような重たい病気を発症してしまう。たとえばニューモシスチス肺炎とかカポジ肉腫とかいろんな病気があるが、そういう病気を発症した状態がエイズ。エイズを発症すると、重たい病気だから死に繋がってしまうことも多い。今の医療ではどうするかっていうと、HIVの存在に気づけたら機を見て薬を飲み始める。毎日薬を飲むことでHIVが増えるのを抑えることができて、たとえ感染してもエイズを発症せずに天寿を全うできるようになったっていわれてますよね。私の友だとも毎日薬を飲み続けている。昔は一日7回飲まなきゃいけなかったけど、今は一日2回でいいんだって言ってます。でも、副作用もあるみたいで、毎日飲み続けるとホントに大変なこと、だからまずは感染しないことが大事だよって彼女は言ってました。」

◇今、日本では、いきなりエイズ、っていうのが問題になっている。

「日本では検査に行く人がものすごく少ないので、実際に感染している人は水面下でこの10倍くらいいるんじゃないかって言われてる。
感染に気付かないで、エイズを発症した状態で、なんか体調が悪くて病院に行ったら、『もうエイズです』っていう状態でHIVのことが分かる中高年の人が増えてる。年齢に限らず無関係の人ってほとんどいないはず。」

・HIVやエイズの話から拡がって、子宮の構造や妊娠の仕組みについての解説などもあったり、また「これだけは絶対知っておいて!」という緊急避妊ピルについての話など。

「セックスって色んな問題が生じると思うんです。ただ知識があればいいというものじゃない、知識がワクチンっていうスローガンが昔ありましたけど、もちろん知識を得るのは大事だけど、やっぱり感情がからむ行為だし、コンドームが破れちゃうかもしれないし、あとはあってはならない事だけど、性犯罪、レイプに巻き込まれちゃうかもしれない。そういう万が一のことが起きたら、必ず誰かに相談してほしい。
私が高校生の時、親とか先生とか大っきらいで、いつも問題が起きると友達同士で解決しようとしてたけど、私が本当に困った時、助けになってくれたのは親だったんだよね。みんなも困ったことがあれば、どうか、信頼できる大人に相談してほしいなって思う。緊急避妊ピル(モーニングアフターピル)、これ、絶対知っておいてほしい。
受精の可能性から72時間以内に服用する薬、これどうして72時間っていうタイムリミットがあるかっていうと、
受精してから卵子は旅をする、着床、つまり妊娠の成立までは5日から7日かかるんです。だから3日以内に緊急避妊ピルを服用することで着床を妨げることなどで緊急避妊できるという仕組み。でも、有効率は100%ではないし、色んな、費用とか副作用の問題もあるから、これがあるから気にしないで大丈夫とは考えないでほしいんだけど、いつ誰が万が一ってことがあるかわからないから必ず知っておいてほしい。」

・日本の中絶率は実は下がっている。これは、日本の性教育が上手く行っているっていう人もいるが、緊急避妊ピルの影響がとても大きいのではないかということ。今、産婦人科の先生が緊急避妊ピルのネットワークを作っていて、望まれない妊娠を防ごうという運動がひろがっているのだそうだ。

・そのほか、性感染症について、クラミジアが命にかかわる場合がある。子宮外妊娠によって破裂してしまうケースもある。またHPV(ヒトパピローマウィルス)感染症について。(6型11型⇒尖圭コンジローマ 16型18型⇒子宮頸癌)

・定期的に子宮頚癌検診を受ける(対象年齢が30歳⇒20歳へ)
・欧米では無料でワクチンが投与され始めている(オーストラリアでは12歳検診時投与、日本では数年後自費約4万円で投与可に?)
・咽頭癌のリスクファクターでもある
・コンドームの使用で感染率を低下はできる

「どこにでもいるウィルスで、100種類くらいある、その中のいくつかが尖圭コンジローマだったり子宮頸癌にもなる。じゃ、子宮頚癌は性感染症、確かにセックスで感染するウィルスなんですが、これってコンドームでは防ぎきれない性感染症なんですよね。皮膚接触型っていうのがあるので、コンドームでは覆えない部分で感染する場合がある。感染しても自然に排除できる人もいれば、癌にならない人もいる。たまたま癌になってしまう人がいるんです。しかも、実は、HPVは男性性器の常在ウィルスでもある。「だから、セックスをする前によく洗ってください!」

・これは男の自分としてはなかなかビックリなお話でした。そのあとえんみちゃんたちと呑みに行った時もその話題、「ゴシゴシ洗ってください!」・・・・

◇人工妊娠中絶などの話

平成16年度20歳未満人工妊娠中絶報告34,745人(厚生労働省保健・衛生行政業務報告より)
95人/日(1日に中絶をする未成年の女のコの数)

「今日も日本のどこかで、私より幼い10代の女の子が95人、泣いて泣いて中絶手術を受けているかもしれない。昨日も95人で明日も95人・・1週間で700人近くだよね。女の私はこの数字を見て思ったのね。やっぱり男女でセックスする場合は、男女は平等じゃないなって。
妊娠するのも、何か理由があって中絶するのも女の子だから、やっぱり男の子は女の子のことを大切にしてほしいし、女の子はまず自分を大切にしてほしい。よく恋愛すると、私もそうだったけど、視野がすごく狭くなっちゃって、相手が一番大事、相手のために何でもしてあげようって思うかもしれないけど、本当に自分が大切なのってあなた自身だからね。
あなたのことを大切だって思っているのは、恋人だけじゃなくて、家族とか友達とか先生だとか、まわりにたくさんいるんだってことをどうか忘れないでほしいなって。」

3397133えんみちゃんのある友達からの手紙を朗読

中学生がどうしてエッチをしちゃいけないのか。
当時は反対されるがゆえに反抗の気持ちもあって、付き合ってた彼氏と初体験をしました。
私は無知でした。
ただ彼氏を好きでしていました。
生理なんて気にもしていませんでした。
何にも知らなかったから、コンドームをつけてれば大丈夫だと思ってたから。
でも、だんだんセックスをすることがいやになってきました。
会うたびに誘われて、毎日のようにその行為ばかり。
中学生の私にとって楽しくは無く苦痛になってきました。
エッチしたくない、と彼氏に言うと、オレのこと好きじゃないの?じゃ、別れたらいいじゃんと怒るようになりました。
怖くて、つらくて、泣きました。
そしたら彼氏は、ゴメン、エッチしたくないって言われて、本当に好きなのかどうか不安になったと言いました。
不安にさせてしまうのは私のせい、セックスすれば不安じゃなくなる、そう思ってまた嫌なセックスをしました。
中学三年生のクリスマス、遊びに行き、帰りに彼氏の家に行きました。
今日はコンドームつけずにしてみたい、彼氏が言いました。
困っている私にこう言いました。
コンドームをつけなくても、精子が出る前に抜けば大丈夫らしいよ。
私はそれまで何にも知らなくて、彼氏の言っている通りいろいろしてました。
その時も信じて、そうなんだ、じゃあいいよと言いました。
ゴム無しのセックスが始まりました。
終わったあと彼氏は満足そうでした。
私は次の日からずっと、早く生理来いと願い続けました。
そして、年も明け1月、私には生理は来ませんでした。
お母さんが、あんた今月生理来たの?と聴きました。
ううん、来てないというと、妊娠検査薬を買ってきてくれました。
結果は陽性、赤ちゃんができた感覚がなくて、でも目の前では母親が電話を片手に何件も何件も産婦人科に電話をかけてました。
誰にもばれないように中絶の準備を始めていました。
何日かたって病院へ行きました。
看護婦さんが私の手に注射を打ち、数を数えるからマネしてねと言いました。
一つ、二つ、三つ・・・
何だが次々出てきました。
怖かった、そしてごめんなさいという気持ち、その時私の意識は無くなりました。
最後に看護婦さんが、このお母さんの悲しそうな顔を絶対忘れてはだめだよと言ってくれたことを覚えています。
これが私の15歳の誕生日でした。

私は子供に名前を付けました。
忘れてはいけないことだから、何回も謝りました。
何にも知らない彼氏は、その後もセックスを誘ってきます。
私がすごく嫌がるので、暴力をふるうようになりました。
泣いている私の服を強引に脱がせ、セックスを始めたこともありました。
大好きだった当時の彼氏に、今もまだ言えないままです。
どうして言っていないのかわかりません。
嫌われたくなかったのか、でも、言わなくて良かったと思ってます。
二人の大切な子供だったけど、彼氏に私のつらさや悲しさは伝わらないと思うから。
いくら私のことを大切だと思ってくれていたとしても、伝わらないと思うから。

今、私は大学生です。
あれから4年が経ちました。
あの日のことを思い出すたび、つらくて涙が出ます。
この文を書きながら、今も涙が止まりません。
中絶をした私は、赤ちゃんを産むことができるのかなと不安になります。
大丈夫ですよ、看護婦さんは言ってくれました。
でも、考えれば考えるほど苦しいです。

大学に入ってから、私には大好きな彼氏ができました。
もしこの人と将来結婚したら、この人の赤ちゃん産めるのかな。
大好きな人の子供が産みたいと思った時、産めないほど悲しいことはないと思います。
大学生になった今、どれだけ人を好きになっても、エッチという行為ができません。
体が震えてとまりません。
私一人が色んな事を忘れられなくて、相手のコは忘れているかもしれないと思うと、
自分のことが嫌いで仕方がない時もありました。

だから私は、中学生や高校生の間から、気軽に、皆がしているからとか、興味本位でとか、相手のことがただ好きだからとかで
エッチをしてほしくないなって強く思います。
中高生はエッチをすべきでないとか、してもいいとかはわからないけど、
私のような女の子を少しでも減らしてあげたい、心の底から思います。

3397134

Q、愛の反対は?

『愛』の反対は『無関心』である。 マザー・テレサ

「なんでエッチするの?って聴くと、好きだから、愛情表現だからって答えがよくかえってくる。じゃあ、愛の行為なんだよね。コンドームを正しく使わないとか、相手の気持ちとか、相手の体のこと、てか、自分自身の体のことをよくわかってないのにしちゃうのって無関心なんじゃないかなって思う。愛の行為だっていうのに、その反対をするって悲しすぎるよね。
みんな今までそれぞれ、色んな人生を歩んで色んな経験があると思うんだけど、これから先は、無関心な恋愛とかセックスで傷ついたり傷つけたりするのは避けてほしいなって思う。」


遠見才希子さんの話、これが初めてではないにしても、やはり男の自分にはところどころ過去を振り返ったり胸に刺さる話ばかり。若いコ向けの話かなとは思うけれども、「今度はあなたから大切な人に伝えていってもらえたら嬉しいな」というえんみちゃんの言葉に応えて、彼女の話の概要をここに書いてみた。

えんみちゃんに言ったら怒られてしまいそうだが、歌舞伎町における「性」の問題はもうちょっと複雑である。歌舞伎町は街こそ歳をとってきたなぁとも感じるが、一方で、働く人たちは若い。だいたい18くらいから30歳くらいの人が主である。そのことを前提としての話だが、もちろん人の「性」である以上、そこには感情というものがある。そこに加えて「商売」あるいは「売上」という経済行為が介在していることが事情をさらに複雑にさせている。よく歌舞伎町のコたちのそういう相談事?(というかガス抜きかもしれないが)の話を聞くことが多い。ホスト、キャバ嬢、バーテン、あるいは若いママさん。どこまでが「愛」のある行為で、どこからが経済行為なのか、どっちかが100:0という話ではないだけに、たとえば「愛」を確かめたくなったときに、その経済行為的な部分をまずははがしてから見つめなおしなさいという話をよくする。まぁ、経営的にはまったく逆のベクトルになってしまうわけだが、、しかしながら内需というか自給自足的な恋愛はこういう場所ではとくにめんどうくさい、エネルギーを余計に、場合によっては身の丈を超えた危うい状況を作りやすい。

人の心の隙間を埋め、あるいはそれによって癒しを与える。そこをいわば商売にすることを否定することはできないが、といって、ここにはやはり大人としての節度というものが非常に重要になる。たとえば企業をクライアントに持つ自分のようなビジネスであれば、担当者が女性だったりすれば多少は似たような状況を作っておくことは決してマイナスにはならないが、しかし担当者なんてものはコロコロ変わるもので、したがって自然に歯止めというものは効いてくる。しかし、対個人の商売となると、それがどうしても効かなくなる。だからこそ、人の心の隙間を埋めたり、癒しを与えるビジネスは本来受け身でなくてはならない。と、思うのだが、現実は見ての通り。さらにもっと良くないのは、それがあたかも常識であるかのごとく麻痺してしまう。歌舞伎町など、周りにはある意味「異常」な恋バナが当たり前のように存在し、そのことで人の心の中の人間性を失わせ、気付く力を麻痺させる。たとえ歌舞伎町であっても、人間性を失って生きていくことはあってはならない・・・その結末は容易に想像できる、と、独り言でした。

3397139講演後は、えんみちゃんらといつも通りゴミ拾い、そしてみんなで呑みに^^

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えんみちゃん「私も子供ほしい~^^」そこは普通の女のコでした。お疲れ様でした。(写真の赤ちゃんはグリーンバード副代表の大沢君の娘さん、多由ちゃん、1歳と3カ月)えんみちゃん、産婦人科医になるつもりだそうです。また、今回のようないわゆる等身大の性教育、HIV予防、そして子宮頚癌のことなどについてはライフワークとしてこれからもかかわり続けていきたいそうです。


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