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STOP AIDS インタビュー [インタビュー]

東京都福祉保健局健康安全室 飯田真美副参事(エイズ・新興感染症担当)

「エイズとは、「HIV(ヒト免疫不全ウルス)」の感染で引き起こされる「後天性免疫不全症候群」を略した言葉です。HIVによってからだの免疫力が壊され、その結果、健康な時には体内に入っても病気を起こさない弱い病原菌にも感染(日和見感染といいます。)して様々な症状が出た状態をいいます。感染とは、体の中にHIVが住み着いている状態をいいます。感染して、未治療でいると、約半数が約10年で発病するといわれています。感染しても長い間症状は出ません。HIVに感染することと、エイズを発病することとは違うことなのです。

エイズ患者・HIV感染者は大変増加し続けています。厚生労働省研究班は、2010年には日本の感染者数は、50,000人以上になると推測しています。世界では、平成16年末現在生存している患者・感染者数は推計で3,940万人、日本では、平成1773日現在、法による累計患者・感染者数10,383人、東京では3,740人となっています。アフリカなどではその国の存亡にかかわるほどの状態になっていますが、日本でもそれほど遠くない将来こうした深刻な状況になる可能性があると考えています。昨年は新たに1165件のHIV感染報告があり、はじめて1000件を超えました。うち東京都が35%、現在でも11件以上の新たな感染報告があります。今やHIVウィルスは非常に身近な存在になりつつあるのです。また、年齢分布については、2030代の方が大変多いです。これからまさに社会を担おうという人たちにもっとも多く感染報告があるということです。

こうした傾向をふまえ、都としても、特に若い人たちに向けての普及啓発を行うことが重要で、12月1日が世界AIDSデーであることから1116日~1215日までを東京都エイズ予防月間とし、マスコミ・学校・企業などと一緒にエイズ予防啓発活動を行います。とくに若い方から若い方に同じ目線で予防の大切さ、命の大切さ、自分たちの健康を守っていこうというをつたえていくことが重要です。今回のLOVE TO LIVE 2005 オーディションサーキットもこうした観点から、音楽を通じ若い人たちにSTOP AIDSを呼びかけていきたいですね。

普及啓発とともに、検査や相談の受け皿、そして医療体制を充実させていくのがもっとも大事な柱になってます。東京都南新宿検査相談室は、土日にも検査ができます。電話予約制になっていますが、保険証もいりませんし匿名無料ですので完全にプライバシーが保たれます。また新宿区の保健所ではHIVに加えそのほかの性感染症の検査も行えます。感染した場合、免疫力が低下し一定のウィルス量以上になると障害者手帳が発行されます。実際この免疫機能障害の手帳交付数が多いのが新宿区です。HIV感染は、今では長期の疾病とおなじととらえていいと思います。HIVウィルスのコピーを抑える薬ができているので、免疫力によっては(患者さん自身の体力次第では)むしろ改善したり、エイズ患者からHIV感染者(発症していない状態)に引き戻すことも可能になってきました。早期の検査・発見と治療が大切です。感染不安のある方は、是非相談や検査を受けて欲しいと思います。」

 

新宿ではやはり同性愛者からの感染報告が一番多いそうです。とはいえ、脱法風俗については、定期健診などちゃんとしているか不安も多く、いつかエイズや性感染症などの観点からも問題になるでしょう。

現在南新宿検査・相談室ではHIV(エイズ予防月間はそのほかの性感染症も)の検査を無料匿名で行えますが、区の保健所では性感染症も含めて常に匿名無料で検査できるということです。

 
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