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12月12日 歌舞伎町一番街拠点化プロジェクト(KIHEIプロジェクト)第一回会合より [KIHEI]

12月12日、歌舞伎町商店街振興組合の副理事長でKIHEIプロジェクトの委員でもある新村氏(とんかつにいむら会長)の呼びかけで、KIHEIプロジェクトで議論されている一番街拠点化プロジェクトについての説明およびヒアリングが14時からとんかつにいむら3Fにて行われた。

参加者は、歌舞伎町商店街振興組合関係の各ビルオーナー数名と一番街の町会長の新井氏、新宿区からは歌舞伎町対策本部長の香西氏、KIHEIプロジェクトのコーディネーター役であるアフタヌーンソサエティのスタッフなど。

歌舞伎町では、歌舞伎町ルネッサンスの活動で違法風俗・カジノ店や暴力団関係事務所の排除によって増加している空きテナント(白看板)対策が急務になっている。新宿区としては、このまま白看板が増加すると経済活動が減衰し、耐え切れないビルオーナーが再び違法風俗店などをテナントに迎え入れてしまうという悪循環を起こさないためにこの白看板対策に特化したKIHEIプロジェクトを推進しているわけであるが、個々のビルオーナーに対する説明がなかなか行き届かない。また、一番街通りは先日の風営法違反による摘発がおこなわれた上高地ビルや火災で44人の死者をだした明星56ビルなど問題物件も多く、この地域のコンセンサスを取っていくことが重要と考え今回の会議を行うにいたった。

会議では、KIHEIプロジェクトによる白看板対策のあらましについての説明をアフタヌーンソサエティのスタッフから説明がおこなわれ、その後ヒアリングとディスカッションへと進行。KIHEIプロジェクトでは実勢賃料をベースにまちづくりのビジョンにあったテナントを誘致していくための地域の合意形成が重要であるということを強調した。ここで、ポイントなのは「では、いったい一番街通りについてどういったビジョンをもって進めていくべきなのか?」ということだ。

一番街通りには、老舗の飲食店などが立ち並ぶなか、無料案内所の看板がならび、2階より上には違法・脱法風俗店のテナントが多い。また、不在オーナーや転貸テナントも数多く、不動産やからの情報では一番街については募集空き物件はほとんどないという。今回集まったビルオーナーの建物にもほとんど空きテナントはない。

では、なぜ白看板が多いのか?

ビルオーナーが不動産屋に賃貸し、不動産屋がまた貸し~末端の違法風俗店の契約、といった形態が多いという。したがって、白看板になっていても実質家賃収入はビルオーナーに払われている、つまり完全な空き室ではないという状況が多い。

←問題物件の一つ、上高地ビル。

次に、このエリアにおける問題物件(NKビル、明星56ビル、上高地ビル、安田ビルなど)の各ビルオーナーに対するアプローチが弱い、明星56ビルはいまだ係争中で塩漬け状態でどうにもならない、といった現状。この問題物件に空きテナントが集中しているようなのだが、状況把握が難しいという状況。今後、町会や近隣つながりなどを経由して各ビルオーナーに対するアプローチをしていくことになるだろう。KIHEIプロジェクトでは今後のまちづくりのビジョンに対して志を共有し、一緒に進んでいけるビルオーナーを増やしていきたいということである。

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個人的な意見であるが、一番街を目に見えて変化させていくために最も効果的な方法は、火災で44名の死者を出した明星56ビル、そして森下グループの拠点であった上高地ビルをなんとかして再開発することである。そして、1階路面店にはいっている無料案内所(脱法風俗の受付所となっている)を排除し、路面店からイメージをかえていくことである。

これができれば一気に街の景色はかわるはずなのだが。。。。

いろんな状況がこれから起きる可能性があり、それぞれ対応できるように新宿区や日本政策投資銀行に提案をいろいろしているのだが、なかなか腰が重い。ここがポイントなんだがなぁ。

現在一番街に建設中のある新築ビルは、元暴力団関係のもので、競売にかけられオーナーがかわりやっと新築されることになった。こんなような物件が歌舞伎町には非常に多く、今後も一筋縄ではいかないというのはわかっているが、機会と可能性を活かしていかないことにはどうやっても前には進まないことを関係者はもっと認識すべき。

「まちづくり」は行政主導でやるべきじゃない。」という意見はもっともだと思う。だが、時として「区が言うから」とか「警察が言うから」という条件が付かないと地域がまとまらないというのも事実である。ここは、難しいところではあるが、歌舞伎町の各町会、組合はそこまで疲弊しているということも理解してもらいたい。また、来年度の歌舞伎町ルネッサンスに関する予算と入札に関する情報が流れているが、これはこれで自分も一関係者として監視はしていきます。実際、先だって「調査費があったはずだが、全然実体にあった調査をしていないじゃないか!」と区に食って掛かったら区の職員が黙ってしまったということがあった。とはいえ、行政が予算(たいした予算ではないが^^;)をもってかかわるためには「彼らのルール」でのアリバイ作りも時には必要なのは理解せざるおえないのだが。。

話はかわるが、かつて戦後の歌舞伎町のまちづくりに活躍した鈴木喜兵衛さんのひ孫にあたる杉山文野君(早稲田大学4年)と同席する機会があった。杉山君はフェンシングの元日本代表で、また来年作家デビューすることになっている。自叙伝的なエッセーを出版することになっているそうだ。「ウチの曾祖父の名前が会議で連呼されてる・・」と苦笑いしていた。


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