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7月25日(水) 第5回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会スタッフ会議より [まちづくり]

7月25日(水)、東京都健康プラザハイジア4階会議室において、第5回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会スタッフ会議が行われた。このスタッフ会議とは、歌舞伎町の地域再生に向けての官民協働の場である歌舞伎町ルネッサンス推進協議会(会長:中山弘子新宿区長)に参加している新宿区・警察・消防および東京都・国、地域商店街・事業者等関係機関の中で、スタッフ会議はまさに現場に関わる担当者レベルの連絡調整の場である。

歌舞伎町ルネッサンス推進協議会の所謂推進事業としての主な取り組みは、大きく分けて「クリーン作戦プロジェクト」「地域活性化プロジェクト」「喜兵衛プロジェクト」「まちづくりプロジェクト」がある。

  • クリーン作戦プロジェクト:環境浄化・環境美化。平成18年12月7日開催「みかじめ料等不払宣言大会」、平成19年4月1日施行「性風俗営業等に係る不当な勧誘、料金取立て等の規制に関する条例」の一部改正などビルオーナー対策、暴力団等の違法駐車対策として平成19年9月完成予定の花道通り歩道拡幅整備など。
  • 地域活性化プロジェクト:新たな文化の創造と発信。平成18年11月~平成19年1月の新宿区役所通りイルミネーション(地元民間独自の力に拠る区役所通りの光の演出)、公園でのテント劇場・社会実験としての平成19年6月大久保公園特設テント劇場上演、その他シネシティ広場におけるイベントなど広場・公共空間活用など。
  • 喜兵衛プロジェクト:歌舞伎町再生の担い手の誘致。風林会館でのイベント、旧四谷第五小学校施設への吉本興業㈱誘致、コミュニティショップのオープン
  • まちづくりプロジェクト:魅力溢れるまちづくり。歌舞伎町の将来ビジョンとまちづくり誘導方針の策定(平成19年3月)、歌舞伎町の将来像、まちづくりガイドラインの策定と整備の推進。

歌舞伎町ルネッサンス推進協議会は、繁華街における地域自治のしくみづくり、まちの持続的発展に向けての管理運営主体の設立、歌舞伎町のまちづくりの担い手創出を事業としての「歌舞伎町版タウン・マネージメント」を平成20年度組織設立という目標で、現在その仕組みづくりの検討を重ねている。

歌舞伎町ルネッサンス推進協議会スタッフ会議委員としては、内閣官房都市再生本部、総務省自治行政局、消防庁、法務省入国管理局、経済産業省中小企業庁経営支援部、国土交通省都市・地域整備局、警察庁、警視庁、新宿警察署、第三建設事務所、東京都青少年・治安対策本部、東京都都市整備局、東京都建設局、東京都生活文化局、東京都産業労働局、新宿区企画政策部、新宿区区長室危機管理課、新宿区地域文化部、新宿区環境土木部、新宿区都市計画部、日本政策投資銀行、そして民間は歌舞伎町商店街振興組合、歌舞伎町二丁目町会、㈱東急レクリエーション、東宝㈱、㈱ヒューマックス、東亜興行㈱、㈱コマ・スタジアム、新宿地下駐車場㈱、㈱ハイジア。

会議資料1:歌舞伎町まちづくり誘導方針(概要) 会議資料2:歌舞伎町まちづくり「タウン・マネージメント」骨子

会議ではプロジェクターでまちづくりの誘導方針と「タウン・マネージメント」の骨子について報告がされた。報告後、質疑応答の中で、とくに「クリーン作戦」にかかわる部分でのホームレス問題、ホストクラブ等違法風俗店の客引き行為についての問題、それに係る部分で「ビルオーナーや不動産業者の協力なしでは意味が無い。これを積極的に呼びかけていきたい。」(新宿警察署生活安全課)、「社会実験の名の下で何でもありではいけない。ちゃんと手続き等合法なもので進めて欲しい。」(新宿警察署交通課)「ホームレス対策の知恵が欲しい」(歌舞伎町商店街振興組合)などの指摘もあった。確かに、ビルオーナー条例がまったく機能していないのは法令的に非現実的(直罰なし)ということがあり、その中で改善していくには違法な風俗店を見てみぬふりする確信犯的なビルオーナーや不動産業者の意識を変えていかねばならない。制度改革にはまだ時間がかかる。それから「社会実験」の名の下で進めることについての評価や法整備が滞ってきたことが新宿警察署の新宿区・地域に対する苦言に現れている。ただ、なんでも合法じゃないとダメじゃ社会実験とはいえないだろうというのもある。法の不備、便宜上(例えばシネシティ広場は法的には道路)といった部分もあるのだから法を超えても良かれと思うことをするのが社会実験じゃないのだろうか・・。

今回のスタッフ会議を経て、通常であれば歌舞伎町ルネッサンス推進協議会が開催されるのだが、今年は春に統一地方選、今が丁度参院選と続いたため上半期は行えず、第5回歌舞伎町ルネッサンス推進協議会は秋の10月末ごろに開催が予定されている。

◆歌舞伎町まちづくり誘導方針(概要)より

歌舞伎町のまちづくり誘導方針においては、「エンターテイメントランド歌舞伎町の再生を!」がキーワードになっている。歌舞伎町は戦後焼け野原になった場所に出来た民間主導で作られた繁華街である。幹線道路等に囲まれ、駅前というわけではなく、いわば島=ランドと見立てている。地域のDNAを「大衆文化・娯楽の発表のまち」「区画整理でつくられた『まち』の構造(中心と周辺)」にあるとし、現在、まちのDNAを継承する民間活力による協働のまちづくりを目指している。

誘導方針では、例えば上記の内容を全て網羅した場合に矛盾も生じるが、地域からの意見や既に決定している計画とあわせて作られている。街の将来ビジョンとか誘致目標なんていうのは結局民間事業者の問題で、あるいはそれぞれの事業者の財布事情によるので、まぁ何をいくら書いてもこれは絵に描いた餅。そうなればいいなという「お話」なので、ここでは省略。道路・回遊性の部分は実際に将来都市計画として出てくることもあるのでここに注目。

サブナードはいつまでたっても未完成状態のような地下構造になっており、階段は急で地上と地下が完全に分離した構造になっている。バリアフリーの時代にそれは無いだろうと思うのだが、認識はあるようで一応「地下ネットワークの拡充」とある。歌舞伎町では特にこの問題は重要だと考えられる。上り下りのエスカレーターの整備、人が上に上がり下に下がりやすい構造が必要だと思われる。

特徴としては歌舞伎町1丁目は歩行者専用(車はタイムシェアリング)、2丁目は歩車共存を地域が選択している。一方で、西武駅前通りについては相互交通化、公共交通優先、バス乗降場整備検討とあるが、これは幅員15mということを考えると、例えばリムジンバスが相互通行で乗降場ありというのはやや考えにくい。例えば一方通行のトランジットモールのようなイメージの方が現実的ではないかと思われる。

所謂背割通路と言われてきた歌舞伎町1丁目の建物の間にあるスペースは現在区有地だが、写真のように管理が出来ていない。もともと下水等の流す場所であり、また火災延焼防止の隔壁のようなものだった。地域の老朽化した建物を建替え誘導する上で、公共貢献を条件に合築の際に払い下げをするのかしないのか、またするならどういうルール(例えば周辺地権者の合意など)を設けるべきなのか。現在の段階でこれらが確定していない以上払い下げや配置換えは無いが、いずれにせよ近い将来にはこれを検討し決定する必要がある。

◆歌舞伎町版「タウン・マネージメント」組織の骨子

今までに無い、まったく新しい官民協働(民官)による繁華街自治の形として、中山区政においても政策目標として掲げられ、新宿区はこの「タウン・マネージメント」組織の実現に対し最大のプライオリティをおいている。平成20年度には社会実験として任意組織(NPO、LLCなど)の組織として設立、これを23年度頃まで新宿区の公益事業委託等により支援、24年度には完全な自主運営として自立した組織へと育てていこうというもの。所謂現状ある地域のコミュニティ(商店街・町会・そのほかの事業者やボランティア等)の屋上屋としてではなく、連携をする横軸的なものとして位置づける。

問題は、新宿区がタウンマネジメント組織をまず作ることにプライオリティを置いていることに対し、地域民間(実質的運営者側)が現実的に街をコントロールする上での権限委譲、コンセプト(優先課題のずれ)、これはそもそも論であるが歌舞伎町のDNAとは、あるいは街が目指す将来像についてのずれなどがあり、それでも作ることをスケジュールに乗せようとする区と、溝を埋めてからという民間側の意見の相違がある。歌舞伎町ルネッサンスの解釈そのものも大分温度差があるのだが、一番明確なのは風俗営業(地域はどちらかといえば資源と見ているのに対し、新宿区企画政策部歌舞伎町担当はいわば排除)に対する考え方、それとギャンブルやカジノ誘致に関する意見の相違(真逆)がもっとも大きい。地域と区担当の間のこの1年の不信感が売り言葉に買い言葉という部分もあるが、現場側があらゆる課題に正面から取り組まざるをえないのに対し、新宿区が区行政の中だけの「ルネッサンス」しか見ていないというのが根本原因と感じる。たしかに、行政には行政の、警察には警察にしか出来ないこと、出来ることがそれぞれある。それは民間でも同じことだが、どちらかといえば行政や警察が正面から見るわけにいかない「塀の上を歩く街」という部分で歌舞伎町においては民間の役割は他の街に比較して圧倒的に大きくならざるを得ない。そこで、行政にこれを全て租借しろという街の言い分にも無理があるが、それを無視して(あるいは出来もしない排除を言葉だけで語り、それをビジョンと言う)前に進めようとする行政にも問題はある。以前にも書いてきたが、歌舞伎町の自治は風適法自治と言っても過言ではない。その風適法上の範囲に入ることを無視して街づくりは不可能であることを行政は理解すべきではないだろうか。


いよいよ明日7月28日(土)新宿東口に沖縄がやってくる!

2007年(第6回)新宿エイサーまつりが新宿東口大通りを中心に開催!!

2007新宿エイサーまつり公式パンフレットPDF版

出演者数約700名、ボランティアスタッフ約400名、観客動員数約80万人、新宿最大の夏の風物詩「新宿エイサーまつり」が明日土曜日いよいよ開催される。オープニングセレモニーは13:30よりアルタ前(新宿大通りA会場)、14時から出場16チームの演舞が行われ夜は歌舞伎町シネシティ広場や東口中央通り、MOA4番街を会場に21時まで新宿が沖縄になる。

オープニングセレモニー後にA会場でまず最初に演舞するのが新宿エイサーチーム。新宿エイサーまつり実行委員会で、なんとか新宿からもエイサーチームを結成しようということで、公募によって2004年に結成された。新宿東口商店街振興組合の安田眞一理事長が監督をつとめる。今や総勢85人の大所帯に成長した。ポスターや公式カタログ(↑)の表紙で踊っているのが新宿エイサーチーム。(↓コズミックセンターでの練習風景)

 

新宿エイサーチームの今年の衣装(㈱オカダヤ提供)は黒地に女性は赤、男性はオレンジが映える。


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