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10月26日(金)新宿繁華街犯罪組織排除協議会 合同パトロール [まちづくり]

10月26日(金)、新宿繁華街犯罪組織排除協議会の合同パトロールということで、まず協議会に参加している新宿警察署管内4地区(新宿東口、新宿西口、歌舞伎町、大久保・百人町地区)の各商店街振興組合、町会、事業者等を新宿警察署7階講堂に集合。本来ここで、出陣式を行い、各地区に分かれて合同パトロールに出発という予定だったのだが、あいにくの雨ということで、とりあえず出陣式のセレモニーだけになってしまった。鹿森新宿警察署長、中山弘子新宿区長、そして警視庁組織犯罪対策3課の割地課長がそれぞれ登壇、新宿の安全・安心の街づくりに対する強い思いなどを語った。

鹿森新宿警察署長「新宿署管内の暴力団員数については、周辺者も含めまして約2,300名、その8割が歌舞伎町で活動しているという状況です。とくに歌舞伎町については、どの組織がどこの縄張りを持っているということではなく、住吉会、極東会、稲川会、山口組それぞれに所属する多くの組織が歌舞伎町に入って活動しているという状況です。そういった意味からしますと、縄張り争いから対立・抗争事件に発展することもあって不思議ではない状況になっているのが現実です。つい四年ほど前まで暴力団員が地回りと称して歌舞伎町を練り歩いたりということもあったが、現在はまったくそういうことはありません。警察としても、暴力団が起こす事件については、どんな小さな事件でも立件し対応していきたいと考えています。こういった基本方針と皆さんの活動があいまって暴力団に対する抑止力になっているのかなと考えています。」

中山新宿区長「新宿の街は、暴力団を排除して安全・安心な街になっていくことがこの街を持続的に発展させます。そうするためには、警察だけでもだめ、行政だけでもだめ、地元の方々が真ん中に座って関係するところが力を合わせてこの街は安全で安心で、そして多くの皆さんに来てもらえるそうした街でありたい、こうありたいというようなビジョンと志を共有すること、そうしたことが非常に重要であると思ってます。昨年12月、みかじめ料不払宣言大会で1,000人集めるのは大変ではないか、みんなそう思っていたと思います。ところが、それを大きく越える人たちが集まって大きな成果を挙げてきています。新宿警察署の粘り強い地道な活動、警視庁も力を貸していただいている、そういうことがベースにあるのはもちろんですが、地元の方々がこのように一生懸命心を合わせている、新宿区も皆さんと共に新宿の街が安全で安心で、そして多くの人たちが気持ちいい街だと思っておいでいただけるような、まさにそういう街にして参りたいと思います。」

警視庁組織犯罪対策3課割地課長

「つい先々週の日曜日、御徒町の駅前で午前10時55分人が一杯いる時間に拳銃三発発砲しての殺人事件が起こりました。犯人は未検挙でございますが山口組の内紛と捉えています。本年2月5日は西麻布の交差点で住吉会の幹部が射殺され、これは山口組と住吉会の対立抗争と言うふうに捉えています。直近では、20日に鹿児島で、私の出た小学校のすぐ100mくらいのところで山口組の事務所が出来たということでその撤去運動のリーダーの方が何者かにお尻を刺されるという、これは軽症だったのですが、一般人にも危害を加えるという誠に許せない所業が目立っている。したがって、警視庁といたしましては山口組を最重点に取締りをやっていこうという方針です。こうした(犯罪組織排除協議会のような)運動を少しでも手を緩めるとすぐ元にもどります。長い目でこつこつとやっていくことが大事かと思います。ヤクザモノはこの世の中に必要の無い人種である。」

この日歌舞伎町地区から参加した人たちの集合写真。新宿区も区役所を歌舞伎町に持つ、いわば歌舞伎町の街の人でもあるということで多くの職員が参加している。

新宿区職員はブルーのブルゾン。写真は歌舞伎町ルネッサンス推進協議会でおなじみ、企画政策部歌舞伎町対策担当の平井副参事と折戸地区計画課長。

なお、新宿繁華街犯罪組織排除協議会は暴追都民センターより東京都内3団体に贈られる今年度(平成19年)の暴力追放功労特別表彰、また新宿繁華街犯罪組織排除協議会の事務局長である城克氏(歌舞伎町商店街振興組合事務局長)が連名表彰を受けることが決定している。


10月25日(木)花道通り開通記念テープカット

10月25日(木)、歌舞伎町の一丁目と二丁目を東西に縦断する街の中心的な横軸道路である花道通り600mの改修工事完了による開通セレモニーが行われた。セレモニーには中山弘子新宿区長、新村雅彦歌舞伎町商店街振興組合理事長、新宿警察署からは小倉交通課長、そして花道通り町会長の鈴木辰男氏が参加、テープカットを行った。

改修前(道路狭隘化のボラードは設置されていた)

 

↑改修後、歩道が拡幅され、街路灯や街路樹も整備された。

今回のセロモニーに参加されている鈴木辰男氏(79)がこの花道通りの町会長になったのは昭和54年のことだという。28年前、鈴木氏が町会長になったときに最初に掲げた目標がこの花道通りを綺麗にすることだったと聞いた。この通りのやや複雑な部分は、区役所通りを隔てて東側は二丁目の町会エリアになり、西側の西武駅前までのエリアは歌舞伎町商店街振興組合のフランチャイズエリアになるという、いわば歌舞伎町1・2丁目を分断しているとも言えるし、また重複させてもいるという点が難しかったようだ。当時より既に歌舞伎町一丁目エリアはファミリータウン構想を描き、一丁目内を歩行者優先のタイムシェア型モールとしており、流としては花道通りの歩道拡幅による改修には賛成していた。だが、一方で、二丁目エリアはむしろ車歩共存というか、むしろ車両優先の構造になっており、また当時より駐車場経営者が多くいた関係で花道通りに関してはむしろ歩道をなくし相互通行にしたいという意見が強かった。歌舞伎町二丁目は当時、その旨を決議し意見書としてまとめ新宿区に請願をしている。その関係で、この花道通りはその後、改修についてはなかなか動きが取れないでいた。だが、昨今の歌舞伎町ルネッサンスの中で、暴力団対策が最重要課題となってくると、暴力団は車を違法駐車し、これ見よがしに黒塗りの高級車を止めて自分の縄張りを誇示する。組事務所を排除するに当たって、違法駐車を構造的に出来なくするという対策が警察主導で示され、地域町会の意向を受けている区が動けないでいるところで、まず警視庁自身の予算で平成17年に道路の狭隘化を行う架設ポール(ボラード)を設置し、これによって効果を検証し、その成果を見て平成18年度に新宿区が花道通りの改修予算を計上、そしてこの10月にやっと完成となった。改修費用は1億2千万円、うち国庫より1300万の補助。「中山区長もテープカットに来てくれて、声をかけていただいたときは本当に胸が熱くなる想いがあった。」と鈴木氏は語る。

中山区長と鈴木辰男花道通り町会長

鈴木氏は花道通りに面して建物を持っていたが、今年に入りこれを売却、すでに歌舞伎町からは引退をすると仰っていた。「30年近くも掛かったが、やっと花道通りも完成した。年齢も年齢だし(79歳)、子供もいないので、妻と余生をゆっくりと暮らそうかと思ってる。」と。ただ、今回の風林会館から歌舞伎町交番前までの間の改修で、その東側の延長部分とかハイジアから西武駅前側がまだなのは気に掛かっていたようだ。新宿区としては、歌舞伎町シネシティの周りの映画興行街再開発の計画によって西武駅前通りの整備を考えることになるため、それとあわせてハイジアから西武駅前川の残された花道通りの未改修部分の整備を行うことになると考えているようだ。

かつて歌舞伎町という名がここに無かったころのこの辺には池があり、その池を始流として蟹川という川があった。その蟹川があった場所がこの花道通りであり、蟹川は今で言う新宿文化センターのほうから抜け弁天を経てやがて神田川に注いでいたという。したがって、歌舞伎町の街の中で最も標高が低いエリアがこの花道通りであり、いわば谷筋ということだ。戦後、歌舞伎劇場誘致(実際はこの計画は実行されなかったが)ということで、歌舞伎の花道からとって花道通りの名になったとか。歌舞伎の花道の如く、華やかに賑わい、いい気が流れるそんな通りになることを思い描いて鈴木氏は去っていく。

従来は約6メートルあった車道を3.5メートルに減らし、歩道部分は左右併せて2.5メートル拡げ6.5メートルにし違法駐車ができないようにした。一方、荷捌き用途として通りには5か所の停車帯(荷下ろし帯)も設け、よりスムーズに車両が通行できるように配慮した。歩道は明るい色のタイルで舗装し、歩く人に明るいまちのイメージを感じてもらえるように努めている「花道通りの道路環境は良くなったが、これを生かすも殺すも我々行政と地域の皆さんのご協力が不可欠です。」と新宿警察署小倉交通課長。

セレモニーには花道通り歩道拡幅改修に当たってとくに暴力団対策という視点で警察として指揮を振るってきた歴代の署長である原さんや柗木さんも訪れた。お二人とも現在は警察を引退している。


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