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『さよなら歌舞伎町』1月24日(土)よりテアトル新宿ほかにて公開 [映画・演劇・ライブ]

『さよなら歌舞伎町』、タイトルを聞いたときに、ちょっとあざといな。というのが最初の印象でした。
歌舞伎町を舞台にする映画や作品は度々見受けられますが、どこか表面的で、話題性だけのために「歌舞伎町~」という枕詞をタイトルにのせているのでは、そんな最初の予測を、実は、この作品には裏切られた気がします。宣伝のお手伝いを頼まれ、作品のDVDをいただき観ての最初の感想はというと、そうですね、誰かに優しくしたいな、そんな気持ちにさせられたというか。

AKBのセンターだった前田敦子、そして今をときめく人気の染谷将太。実際の主役は染谷君でしょうかね。いやいや、この映画で、ラブホテルを舞台に交錯する12人の男女全員が主役と言ってもいいかもしれません。実際に歌舞伎町2丁目にあるホテル「アトラス」が舞台です。また、その周辺でも撮ってます。ここで交錯する人々の24時間の物語。短い時間にいくつかの物語が重なり合う、どこかモラトリアムな人々の群像劇です。いわゆるラブホテルあるあるの凝縮版なのですが、そこに、うまく、“歌舞伎町”のある種の住人たちを上手に溶け込ませて、のこのタイトルなんですね。歌舞伎町で多少は長く居た人だったら、おそらく知ってる誰かを映画の登場人物に重ね合わせて観ちゃうんじゃないですかね。日々、ほんとうにたくさんの出会いや愛憎とともに、でも、いろんな誘惑や危険が潜む街ではあるけれど、結局のところ、どんな誰もが、この街の空気になれる、溶け込める、ある人に言わせればとても“平和”な街、それが歌舞伎町―。
そうじゃない部分も、それから、皆が皆、この映画の登場人物のようにくすぶってるわけでもないけれど、歌舞伎町のある一面を、『さよなら歌舞伎町』は確実に切り取ってます。あざといだけではなかった。むしろ、ヤラレタ感も。デリヘル嬢を演じるイ・ウンウには心を持ってかれそうになりました。いい映画です。よかったら見に行ってはいかがでしょうか?

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『さよなら歌舞伎町』
http://www.sayonara-kabukicho.com

新宿 歌舞伎町のラブホテル。
愛がみつからない大人たち、男と女が交錯する、かけがえのない1日――。
愛を求める者も、愛に裏切られた者も、夢を追う者も、夢に破れた者も、みんなこの街、歌舞伎町へやってくる。
そして、誰かと触れ合い、別れを経験して、新しい世界へと旅立っていく。

製作年:2014年
製作国:日本
日本公開:2015年1月24日
上映時間:2時間15分
配給:東京テアトル

新宿 歌舞伎町のラブホテルのある1日を舞台に、 身も心もむき出しになった男女5組が絡み合う大人のドラマ。メジャーからインディペンデント作品まで幅広く手掛け、官能的な映像で男女の心の機微を掬い取る名匠・廣木隆一監督と、日本映画界を挑発しつつ数々の名作を生みだし、昨年『共喰い』を手掛け話題を呼んだ脚本家・荒井晴彦が、2003年『ヴァイブレータ』、2006年『やわらかい生活』に次ぎ三作目のタッグを組む!この最強コンビによって更なる魅力を引き出されるのは染谷将太と前田敦子。一流のホテルマンになれなかった歌舞伎町ラブホテルの店長・徹役(主役)に若手実力派NO.1の染谷将太、有名ミュージシャンになる夢を叶えようともがく沙耶役にトップアイドルから本格女優の道を歩む前田敦子が扮する。
廣木×荒井のゴールデンコンビが手掛ける一筋縄ではいかない大人のエンターテインメント!
染谷・前田が演じる不器用で愛おしい倦怠期の同棲カップルを軸に、5組の男女の人生が歌舞伎町のラブホテルで交錯していく・・・・・・。また、脇を固める俳優たちが豪華個性派揃いなのも見逃せない。

監督: 廣木隆一
脚本: 荒井晴彦 / 中野太
音楽: つじあやの
主題歌: meg with SWEEP

キャスト/染谷将太 前田敦子 イ・ウンウ ロイ 樋井明日香 我妻三輪子 忍成修吾 大森南朋 田口トモロヲ 村上淳 河井青葉 宮崎吐夢 松重豊 南果歩 他

『さよなら歌舞伎町』は1月24日よりテアトル新宿ほか全国ロードショー


今年4月17日、待望の、TOHOシネマズ新宿が、旧コマ劇場跡地に建つ新宿東宝ビルにオープンします。昨年12月に新宿ミラノ座が閉館し、この4月まで、歌舞伎町にはまさにこの4ヶ月、映画館がありません。そういう意味では、TOHOシネマズ新宿(12スクリーン2,300席)のオープンには期待が膨らむのですが、一方で、TOHOシネマズ新宿の小林支配人が危惧するのは「歌舞伎町と映画は、実は意外に遠い。」という件。
かつて映画劇場街を中心に大衆娯楽で膨らんだ歌舞伎町、なのですが、客層、文化性、その両面で、映画と歌舞伎町、実はどこか遠い感じがしますね、と。なので、『さよなら歌舞伎町』のように、実際に歌舞伎町で撮りたいという映画制作者側からのニーズをもっと活かすべく、例えば、歌舞伎町1丁目でも“正式”に映画が撮れる環境づくりがあったらいいと思ってます。実際、なぜ歌舞伎町1丁目で映画撮影が正式に許可を得て撮れないのか、その理由は不明確であり、不明確である故に許可も下りない、そんな話を耳にします。さて、どのように工夫すれば、例えば歌舞伎町フィルムコミッションのようなものが着地するんでしょうね。
廣木監督も続編を作りたいと。2016年の新作ゴジラは脚本はこれからですが、歌舞伎町で撮りたいという話も。歌舞伎町と映画、この距離をなんとか近づけるべく、そんなことができないか、いまの目標です。


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コメント 1

KADO@GreenBird

昨日みましたー。
by KADO@GreenBird (2016-05-12 11:37) 

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