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平成28年1月29日 第10回 歌舞伎町ルネッサンス推進協議会(於:新宿区役所5F 大会議室) [まちづくり]

平成28年1月29日 第10回 歌舞伎町ルネッサンス推進協議会(於:新宿区役所5F 大会議室) time:1h16m22s

00′00″ 吉住健一新宿区長(歌舞伎町ルネッサンス推進協議会会長)挨拶
《報告事項》
01′23″ 報告事項(1)歌舞伎町シネシティ広場等の整備について/関口知樹新宿区みどり土木部道路課長(資料PDF

05′18″ 報告事項(2)歌舞伎町のまちづくりについて/森孝司新宿区都市計画部景観と地区計画課長(資料PDF

12′43″ 報告事項(3)歌舞伎町対策の取組状況について/新宿警察署 庄司博幸生活安全課長
17′02″ 報告事項(3)歌舞伎町対策の取組状況について/新宿消防署 湯浅達也新宿消防署長
22′13″ 報告事項(3)歌舞伎町対策の取組状況について/東京入国管理局 杉浦正和新宿出張所長
25′48″ 報告事項(4)客引き行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例(案)の概要について
/新宿区区長室(安全・安心対策担当)嶼田道俊副参事(資料PDF

28′44″ 報告事項(5)シネシティ広場の利活用について
/新宿区区長室特命プロジェクト推進課・歌舞伎町ルネッサンス推進協議会事務局次長 菊島茂雄課長(資料PDF

33′12″ 報告事項(6)新宿ミラノ座跡地の開発状況について/株式会社東急レクリエーション常務執行役員 大和田芳弘不動産事業部長
36′37″ 歌舞伎町商店街振興組合 片桐基次理事長
《歌舞伎町ルネッサンス推進協議会・有識者委員からの意見・提言》
40′38″ 戸沼幸市/早稲田大学名誉教授
49′47″ 高橋 誠/株式会社創造開発研究所代表
58′40″ 根本祐二/東洋大学教授
65′19″ 堺屋太一/作家
73′28″ 高橋 誠/株式会社創造開発研究所代表
74′20″ 吉住健一新宿区長(歌舞伎町ルネッサンス推進協議会会長)まとめと閉会挨拶

歌舞伎町ルネッサンス推進協議会構成員名簿(平成28年1月29日)

吉住健一 /新宿区長(歌舞伎町ルネッサンス推進協議会会長)
《有識者委員》
安藤忠雄 /建築家・東京大学 名誉教授 
伊藤 滋 /早稲田大学 特命教授
戸沼幸市 /早稲田大学 名誉教授
高橋 誠   /株式会社創造開発研究所代表
飯尾 豊   /公益財団法人東京都公園協会理事長
堺屋太一 /作家
根本祐二 /東洋大学 教授
《地元事業者委員》
片桐基次 /歌舞伎町商店街振興組合 理事長
荒木孝子 /歌舞伎町二丁目町会長
菅野信三 /株式会社東急レクリエーション 代表取締役社長
中川 敬  /東宝株式会社専務取締役
林 瑞祥  /株式会社ヒューマックス代表取締役会長
大谷昌義 /東亜興行株式会社代表取締役
元谷外志雄/アパグループ代表
吉原一彦 /株式会社ハイジア取締役社長
松田一郎 /新宿サブナード株式会社取締役社長
大﨑 洋  /吉本興業株式会社代表取締役社長
《関係各省庁》
地下誠二 /株式会社日本政策投資銀行常務執行役員
廣田耕一 /東京都青少年・治安対策本部長
青木樹哉 /新宿警察署長
湯浅達也 /新宿消防署長
杉浦正和 /東京入国管理局新宿出張所長
《オブザーバー》
警察庁/法務省/国土交通省/経済産業省/内閣官房/総務省/消防庁/警視庁/東京消防庁/東京都都市整備局/東日本旅客鉄道株式会社/西武鉄道株式会社

歌舞伎町ルネッサンス推進協議会事務局
村上道明 /新宿区区長室長
菊島重雄 /新宿区区長室特命プロジェクト推進課長

2005年(平成17年)前任の中山弘子新宿区長の一期目に始まった歌舞伎町浄化・再生の官民協働プロジェクト"歌舞伎町ルネッサンス"は、2014年に就任した吉住区長の新宿区政にも引き継がれ、今回はその第10回目の歌舞伎町ルネッサンス推進協議会(会長:吉住新宿区長)が新宿区役所5F大会議室にて開催されました。協議会設立時は歌舞伎町の中心街区(劇場街)の再開発機運が高く、とともに、全国的な治安の悪化が社会問題となり、歌舞伎町の繁華街はその象徴的な存在でした。当時の小泉首相が「オレも飲みに行けるまちにしろ」との発言で、石原慎太郎元都知事の肝いりによりスタートしたものです。現首相の安倍晋三氏も官房長官の時に視察に来ています。「治安対策は総合行政」と陣頭指揮を執った広島県警本部長から当時都副知事に就任した竹花豊氏が絵を描き、この協議会がスタート、中山弘子氏の新宿区政においても重要施策としてこれを官民一体となって進めてきました。その中山弘子氏が3期12年区長を務めた後、一昨年11月新宿区長となったのが吉住健一氏に引き継がれて二回目の協議会です。

歌舞伎町商店街振興組合 片桐基次理事長「街の人間としては、この賑わいをもっともっと盛り上げていく。外国人観光客の方々だけではなく、日本の方々へのおもてなしというものを構築していきたい。
また、歌舞伎町は「人」が資源ということで、若女将会を発足、女性の方々の考えを取り入れて、お客様のことを考え、何ができるか、それを実行していこうと考えている。(歌舞伎町コンシェルジュ委員会発行の公式ガイドブックは7月ごろを予定、若女将会などを充実させていく)」

《歌舞伎町ルネッサンス推進協議会・有識者委員からの意見・提言》
戸沼幸市委員(早稲田大学名誉教授)「女性の意見を取り入れたほうがよい。また、多文化共生に向け、外国人の考えを吸収して街をつくっていったほうがよい。歌舞伎町の盛り場文化の特徴は何か、前衛性、猥雑性、無宗教性。また、歌舞伎町の最初の頃は水(噴水)があって、そこにストーリーが興った。今の歌舞伎町にはストーリーが興りにくい。課題は多い。」
高橋誠委員(株式会社創造開発研究所代表)「シネシティの名前はよくない、ちょっと考えたほうがいい。シネマの歌舞伎町にするのか、それともゴジラの歌舞伎町にするのか等、我が街は何を目指すのか、ブランド戦略を絞り込んではどうか。」
根本祐二委員(東洋大学教授)「新宿区全体で、約300の公共施設があり、うち、30年を経過している建物が60%、50年以上経過しているのもの(寿命がきている)が区役所を含め約20%ある。公共施設の老巧化の中で、小学校も中学校も保育所も図書館も新宿文化センターもこれから20年位の間に建てかえていくことが本当にできるのか、とてもできないと。できないとなると、通常"減らす"ということになるが、これを賢く減らすためには、民間とうまくタイアップしていく、税金を使わずに、民間に一方的に負担をかけるというのではなくて、民間が本来持っている機能を上手に生かすというのが大きなポイントだろう。歌舞伎町でうまくいけば、確実に全国に、モデルとして展開・提供していけるのではないか。シネシティ広場については、稼ぐインフラにしていくこと、広場には、飲食・物販・イベント・広告などお金を稼げるチャンスは無限大にある。これを歌舞伎町全体の収入として上手に得ていく、歌舞伎町はそれができる環境にある。」
堺屋太一委員(作家)「外国人観光客は増えているが、彼らの感想を聞くと、『日本は、夜の遊び場がなくてまったく面白くない』、日本は、諸外国に比べ、夜の遊び場がない(断然少ない)ことが欠点になっている。歌舞伎町は、夜、楽しめる街にする必要がある。これには、いろいろ"抵抗"がある。日本は、世界で一番、安全で安心で正確で清潔、その日本を代表する繁華街、東京を代表する繁華街として、新宿・歌舞伎町の将来はどうあるべきか。夜遊べる街にならないか、ということです。
いろんな不祥事も付きまとう可能性はあるのでしょうが、そういう不祥事を取り除きながら、健全で面白い、そして、今(話に)出ているシネシティ広場も"夜通し"やれるような、そういう広場になれないだろうか。ということが一番重要だと思います。歌舞伎町の使命は、愉しみを与える、夜通し楽しめる街にしていこうということではないだろうか。シネマ・シティもゴジラも結構ですが、そういうものが24時間利活用できるよう、そして、商売も、営業時間を延長してできるような街にすべきではないか。それをビジョンとして、描いていく必要がある。いかに健全で清潔にするかということは、警察、消防、救急、それぞれの仕事ですが、それをしなきゃいかんから元々時間を低減するとか楽しみを抑えるというのは、本末転倒だろうと思います。これをぜひ、皆さん方でご検討いただき、10年のち、オリンピックの後の歌舞伎町を、世界に冠たる楽しみの街にしていただきたい。」

昨年の協議会でも触れましたが、会の空気は中山区政時代とはやや変わってきています。当時は、歌舞伎町中心街区の再開発に対する公共投資が可能とするためにも、浄化作戦は必須、良くも悪くも"安全・安心"が街づくりのキーになって久しいですが、やはり女性区長に遠慮してか、歌舞伎町の特徴である「猥雑さ」を大事にしましょうなんて話は、戸沼委員を除いてはなかなか言い出せなかった。それが、吉住区長になってから、だいぶニュアンスが変化してきている。
着地するかどうかは兎も角、何度もチャレンジしては"権力"に押しつぶされてきた『眠らない街―歌舞伎町』としての魅力、つまり歌舞伎町を夜通し楽しめる街にしていくべきでは?という発言が有識者委員からもでてくるようになってきたことは大きいかと。昨年4月、協議会発足当時から目指してきた旧コマ劇場跡地再開発が新宿東宝ビルという形で着地、ホテルグレイスリーとゴジラ効果と、反対に足元の地面に近いところは観光地化されていない観光地だからというのが相まって、非常に多くの外国人観光客が訪れる、文字通り『観光地』として歌舞伎町は大きく様変わりしました。時代の流れというものはもはや確定的で、だからこそ外国人観光客の受け入れインフラやサービス面での整備は今の投資に見合っていると言えると思います。2020年までの風は掴んだとして、ではそのあとは?実はそこが重要なのではないでしょうか。2020年に向かっての追い風を使って、2020年以降の歌舞伎町にとっても有用な資源となるハード・ソフト両面での施策をうつ。とくに根本委員、堺屋委員はそこにヒントを投げかけていたように思います。

近々の歌舞伎町のトピックとしては、年度内(3月末)までにシネシティ広場の整備が完了するということ、年度明けすぐの4月、新宿区客引き行為等の防止に関する条例が強化され罰則付き(過料5万円ほか)になること、28年度内に実証実験協議し、シネシティ広場は29年度よりオープンカフェが運営されるようになるということ、そしてミラノ座の解体作業がこれから約1年は続く、というあたりでしょうか。詳細は上記資料PDFを参照ください。
協議会の最後に、吉住健一新宿区長(歌舞伎町ルネッサンス推進協議会会長)は、「外国からいらっしゃったお客さんにきちっとした接客ができるかどうか、繰り返し来ていただくには大きなポイントになるのだろう、そのために必要な取り組みにつきましては、区側も検討していかなくてはならない。
ブランド戦略につきましては、これが新宿なんだ、と確信できるようなブランドでなくてはならないと認識してますので、今後も、街の皆さんとともに納得できるようなブランドをつくっていけるかどうか協議していく。人が集まってる、賑わいがあるというのは民間の中の力と知恵、その活力を発揮していただく必要がある。長期ビジョンについても、これは関係法令、条例等ありますので、新宿において、安全を担保しながらいかに楽しんでいただけるのか、それにつきまして、関係省庁の皆様とも協議しながら進めていきたい。」とまとめ、この日の協議会は終了しました。

協議会終了後、片桐理事長(歌舞伎町商店街振興組合)と、協議会の内容を振り返りながら話をしたのですが、ここ2~3年は、区の予算がついての、セントラルロードからはじまり、シネシティ広場とハード面での整備事業が中心で、それもあって、理事長のある種の気遣いというか、言い出しにくくなっていたことを、そろそろ、2020年より先の歌舞伎町はどうあるべきかを整理しなおして発言していこうかという雰囲気はもちはじめたかなと思います。


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1月12日(火)、歌舞伎町セントラルロードで行われた『さらば あぶない刑事』レッドカーペットイベントより [イベント]

1月12日(火)、歌舞伎町セントラルロードで行われた『さらば あぶない刑事』レッドカーペットイベント。
舘ひろし(65)柴田恭兵(64)浅野温子(54)仲村トオル(50)ら12人の出演者がカーペットをあるき、招かれた約1,000人のファンとの交流が行われた。

イベント冒頭、客引き等防止ポスターの贈呈式が行われ、新宿駅東口の4商店街振興組合の各理事長が登壇、歌舞伎町商店街振興組合の片桐基次理事長がポスターを受け取り、「歌舞伎町では、私のことを、"あぶない理事長"と言われてます。」と笑いを誘う場面も。「"あぶない刑事"の、舘さん、柴田恭兵さん、ガンバッテいただいて、ぼったくりをする客引きをぜひ一掃していただきたいと思います。」とあいさつ。

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2016
会場:新宿歌舞伎町・セントラルロード
登壇:舘ひろし(65)柴田恭兵(64)浅野温子(54)仲村トオル(50)ベンガル(64)伊藤洋三郎(60)長谷部香苗(50)菜々緒(27)夕輝壽太(30)吉沢亮(21)入江甚儀(22)村川透監督(78) 計12名

「さらば あぶない刑事」
製作年:2015年
製作国:日本
日本公開:2016年1月30日
製作:「さらば あぶない刑事」製作委員会
製作プロダクション:セントラル・アーツ
配給:東映

映画『さらば あぶない刑事』は1月30日より全国公開
http://www.abu-deka.com/


セントラルロードを舞台にしたレッドカーペットイベントは、昨年4月、新宿東宝ビルが完成してから3回目、今年の春にも東宝系の映画のイベントが企画中とのこと。徐々に映画イベントのメッカになりつつあるようです。


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2016年(平成28年)1月6日、歌舞伎町商店街振興組合“新年の集い”より  [季節]

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2016

平成二十八年 歌舞伎町商店街振興組合新年の集い(2016年1月6日、日本料理「車屋」にて)より、写真は、新年の挨拶をする片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合理事長)、および執行部の面々。

2016年(平成28年)1月6日、歌舞伎町商店街振興組合の新年会として“新年の集い”が歌舞伎町2丁目、日本料理「車屋」にて開催、商店街の組合員、近隣町会・事業者、来賓らあわせて108名ほどが参加しました。


歌舞伎町商店街振興組合理事長・片桐基次氏
「今年の4月にはシネシティ広場という、街としては珍しい広場があるんですけれど、ここが新しく再生され、夜は明るく、昼は、あそこは歩行者専用道路になり、歩行者の方々、また、そこに集っていただけるような形になります。そこで、楽しい歌舞伎町を演出するイベント等も行われます。また、日ごろ、そこでオープンカフェを行いまして、お客様に憩っていただこうと思っております。そういう中で、我々街の人間は、お客様を、安心して、楽しく来ていただくことを主眼として、また、歌舞伎町は、本来"歓楽街"、この60年間ずっと続けてきた"歓楽街"ということですので、この繁栄をこれからも、"歓楽街"という面もお見せして、また、その中では、秩序ある歓楽街を、皆さんと手を組んで、ぼったくりのない、楽しく遊んでいただけるような街づくりを、我々振興組合は目指してまいりたいと思っております。」


新宿駅周辺の安全安心を実現する会会長・新宿東口商店街振興組合理事長 安田眞一氏
「(新宿駅周辺の安全安心を実現する会は)東口と西口、あわせて9つの商店街が一緒になりまして、4~5年前から客引きの防止にあたっております。みなさん、9つの商店街が自警団、パトロール隊を結成しまして、実績をつくってきたのですけれども、おかげさまで、(新宿区)客引き等防止条例に罰則がつくことになりました。今月の中旬過ぎに、新宿区役所、牛込警察、新宿警察、四谷警察、戸塚警察、それに、東京都宅建協会、全日本不動産協会、そして新宿駅周辺の安全安心を実現する会、この8つの団体が、覚書を交わしまして、罰則だけではなくて、その条例に違反した場合は公表する、店舗の公表、店舗が入っているビルのオーナーに対しても、悪質な場合は公表するというような、非常に実効性のある条例改正ということになります。
4月1日に施行され、効力を発するのは、本来ですと3か月くらい期間をおいて7月1日からというような話なんですけども、吉住区長が、せっかくこういういい条例ができるのだから、1ヶ月早めて、ボーナスの前、6月1日から効力が発揮されるようにしようじゃないかということを言ってくださいまして、6月1日からいよいよはじまるわけです。私ども、歌舞伎町の片桐理事長が、みんなで客引き防止のパトロール、あるいは、みんなで一緒になってこういう運動をやろうじゃないかという声を上げてくださいまして、私ども、これに乗ったわけでございますけど、今年の6月より罰則付きになるということで、(東京)オリンピック、パラリンピックを控えて、海外からきたお客様が被害にあわないように、効力のある条例になっていくのではないかと思います。」


株式会社東急レクリエーション社長・菅野信三氏
「建物だけ建替えても、僕はよくならないと思います。併せて周辺環境も、これは行政のみなさんとも知恵を出し合わなければなりませんが、歩きやすい、人が集まりやすい環境をつくりながら、建物も、世界から観光客が来た時に、1度は行ってみようよと、ゴジラヘッドを見に行ってみようと合わせて、広場の先に建物を建てようと思っていますけど、見に行こうよと言って街に、大勢の人が群がるような、楽しめるような建物にしていきたいというふうに思っております。夜の"歓楽街"というお話がありましたけれど、いろいろ調べますと、外国人観光客が泊まって、夜、楽しむところがないんだそうです。安心して楽しめるところがない、という話は聞いています。
さて、それをじゃあ、どういう風に歌舞伎町で実現するかといったところは、これができるかどうかはわかりませんが、そういったところでも、知恵を絞っているところです。安全、安心という中で、条例も厳しく、罰則もつけて、不動産の事業者にも重い責任を負わせるというお話を、安田氏より伺いましたが、そういうことを積み重ねれば、必ずや、夜の、よろこび、たのしむ"歓楽街"、インターナショナルな歓楽街ができるんではないかというふうに思っております。そんなことで、今、まさにデザインをしているところでございます。ここで具体的にこうということを言えませんが、1,100坪の土地に、めいっぱいの建物を建てて、めいっぱいお客さまに楽しんでもらえるようにする、ということは間違いございません。この事業は、東急レクリエーション1社ではなかなかできない、ということで、今般、東急電鉄に45%の土地を売りました。東急電鉄は、特に渋谷の開発をやっておりますが、沿線開発、街づくりについてはかなり先進的な技術、ノウハウを持っている会社です。その東急電鉄と組んで、東急グループとして、この、たった1,100坪ですけれど、歌舞伎町が、本当の"歓楽街"として産まれ変われるようなきっかけがつくれるようにしていきたい。」



新宿区長・吉住健一氏
「地元の皆さんが中心となって、必死にやってくださってるおかげで、警視庁のみなさんも全力を出していただき、ぼったくりもほぼ壊滅状態にまで追い込んでいただきました。本当に、地域の皆様に感謝を申し上げたいと思います。そのうえで、警視庁さんと、地元の、(新宿駅周辺の)安全安心を実現する会の皆さま、さらには不動産業界の皆さまと覚書を書いて、(客引き等防止条例を)罰則付きの条例にしようということで、パブリックコメントをかけさせていただいております。
今後も、地域のみなさんに、ぜひ先頭にたっていただいて、私どももしっかりお手伝いさせていただきますので、街の治安の向上に向けてさらなる努力を重ねてまいりたいと思っております。
昨年は、新・東宝ビルができまして、保育園の子供さんたちが、昼間、子供を連れて、あそこのゴジラを見ている光景も見られるようになりました。これは、繁華街、歓楽街として大変スゴイことだと思っております。今後さらに、東急さんが建替えがあるということで、地域に、なんとしても貢献をするんだと、そのようなお話しも管野(かんの)社長よりいただいているところでございます。今後私ども(新宿区は)、地域の関係者の皆様方としっかり連携しながら、しっかり、街づくりの在り方を検討させていただきまして、よりよい、歌舞伎町づくり、よりよい新宿の街づくりを目指してまいりたい。」

新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例(案)についてパブリックコメントの募集(平成28年1月15日(金)まで)
https://www.city.shinjuku.lg.jp/todokede/kikikanri01_002105.html

《条例改正に向けての区の基本的な考え方》
新宿区では平成25年9月に「新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例」を施行し、新宿駅周辺の繁華街において区・警察・地域が一体となってパトロールや来街者への注意喚起などの防犯活動を実施してまいりましたが、一部の客引き行為の態様が悪質・巧妙化し、区民や来街者に不快感や不安を与えている現状にあります。
そこでこの度、パトロールや各関係団体との連携強化及び罰則等を盛り込んだ、新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例の一部を改正する条例を制定する予定です。この条例(案)の概要につきまして、パブリック・コメント(意見公募)により、皆さんのご意見を募集します。

 2016年のトピックの中心は、一つは、シネシティ広場の改修完了にともなう、施設管理の在り方がどうなるか、ということと、もう一つはミラノ座(新宿TOKYU MILANOビル、株式会社東急レクリエーションと東急電鉄株式会社の共同所有)の再開発計画の概要がどうのような形ででてくるか、といったあたり。前者、シネシティ広場の管理運営について、とくに言われているオープンカフェは、従来からの行政セクターである歌舞伎町TMOではなく「地域の皆さんとの共同で管理運営出来ないかと枠組みを考えている(商店街をはじめ地域の企業と要協議)」(吉住区長)、また、なるべく夜遅くまでできないか?といった打診もあったようなので、となると、深い時間帯もあるい程度治安管理ができるのは"街"でこれまでも事業実績のある企業に限られてくることから、これがどう着地していくのか、シネシティ広場は各種イベントなども行われ、街の核となる場所なので、この推移は注視していきたい。
後者、ミラノ座についてであるが、現在、45%の土地を取得した東急電鉄と東急レクリエーションがタッグを組み、「今のところ、みんなの"夢"を持ち寄っている段階」(菅野社長)とのことで、高さ制限の135mをいっぱいいっぱい使ったものにしていくつもりのようだ。中身については、映画館は考えていないようだが、多目的なコンベンションホールのようなものも候補の中にあるという。上記、菅野社長「建物だけ建替えても、僕はよくならないと思います。併せて周辺環境も、これは行政のみなさんとも知恵を出し合わなければなりませんが」というように、含みとしては、大型バスのターミナルを持ってくること、ミラノ座ビルの目の前、西武新宿駅前通りを挟んでの反対側、改装中のアメリカンブルバードのエリア(2月にはアメリカンブルバードの名称はなくなるが)の再生に東急がコミットしようとしていることがあるようだ。かねてから書いているように、西武新宿駅前通り界隈は、今後一番変わる可能性を秘めている。ただ、これらの時間軸がどうなるか、オリンピック前に持ってこれるか、街の期待値はあるが、今のところどうかは言及されていない。

元旦のブログに書いたように、歌舞伎町の不動産は、ややバブル感があって、外国からのものも含めての投資対象としての動きが非常に活発となっている。良きにつけ悪しきにつけ、歌舞伎町にはいろいろな色合い、性格の"お金"が入ってくる。中国の資産移動やマネーロンダリング、北朝鮮、等々、どこかまでは追えても、どこからか先は見えない、そういうお金もたくさん動いている。年頭から世界情勢は非常に物騒なニュースが飛び込んできて、たぶんこの1年は、様々な変化が、それも派手な何かが世界中で起き、その一端が、何かの形でこの街にも現出してくることになる。 


1月7日午後6時半ごろ、歌舞伎町2丁目にある「ホテルまつき」から出火
鉄筋5階建て建物のうち1~3階の一部、計約100平方メートルが焼失。宿泊客の一人が一酸化炭素中毒により死亡。

亡くなったのは客で、所持品から63歳の女性とみられているが、長期滞在していた人のようで、現在身寄りが見つからず、人定には時間がかかるかもしれない。激しく燃えていたのは、1階のフロント。ここが火元とみられるが、元々は火の気はないと思われるので、放火の疑いも残っている。
なお、火災があったホテルまつき周辺は荻窪に拠点をもつ暴力団が地上げ中だったという情報もあり、このホテルにも暴力団は働きかけていたようだが、オーナー家族内で意見が違っていたようで、売却はされていなかった。事故、事件、両方の可能性がなお残されているが、現場検証は1月8日より、東京消防庁や警視庁新宿署が出火原因等を調査中。


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平成二十八年 元旦 ―歌舞伎町より謹賀新年、年越し雑景 [季節]

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2016

平成二十八年 元旦 ―歌舞伎町より謹賀新年、年越し雑景より

2016年が明けました。

昨年は歌舞伎町の風俗店における料金トラブル案件が多発、いわゆる"ぼったくり"の嵐からはじまった1年でした。
この嵐はおおむね秋には治まったわけですが、嵐といえばもう一つ、ホテルの建設ラッシュ、4月の藤田観光・ホテルグレイスリー新宿をはじめ、アパホテル新宿歌舞伎町タワーなど、歌舞伎町内だけでも2,000室に迫る勢いで客室数が増室、この勢いは今年も続きそうです。
いくつかのホテルが売却され、経営が変わりました。ホテルは投資ファンドによるものが多く、一つには、適当な利回りを回収して手じまいする出口戦略として、もう一つは、外国人観光客の増加に伴う都心ホテルの客室数不足からくる高利回り物件としての新たな投資対象として、その両方がマッチしての経営変化であり、こういった状況も、まだもう少し続きそうです。
"まちづくり"の最たる目的はその街への投資誘導であるわけで、そういった意味では、歌舞伎町の"まちづくり"はある程度いい形に治まってきた、と言えるのかもしれません。ただ、実際、今の歌舞伎町における不動産の動きの激しさはバブルの様相で、背景には、中国の爆買ならぬ、東アジアの資産移動による影響もあるようです。という意味でのリスク、やがて状況が大きく動くケースはありうるでしょう。
2016年、10月に中国人民元がIMF特別引き出し権(SDR)の構成通貨入りが確実となる中で、中国政府は経済の規律、とりわけ資産移動に監視を強める動きがあります。また、これまで爆買の要因の一つ、旧100元の贋札が大量に出回り(流通量の25%ともいわれる)、且つ、一部の外貨両替機をスルーしてしまっているというあたりが、錬金術紛いとなっていた背景も、必ず修正してくるはず。SDR入り後、かねてから強まっている変動相場性への移行圧力はさらに高まるでしょうし、ということからして、中国"爆買"バブルはもうすぐ終焉を迎える、かどうかが、2016年に見えてくるでしょう。


ただ、少なくとも、今の歌舞伎町は、かつての歌舞伎町ではなくなった、というのをこの大晦日から元旦にかけて実感させられました。
まず、人の数は例年になく多かった。そこに、正月休みが短いというのもあるでしょうが、日本人客が少なく、外国人観光客が大幅に増えていたせいでか、例えばゴールデン街あたりでは、日本人客がむしろマイノリティなのかと思えるほどでした。外国人は減るかもしれない、しかし、その他の、かつての途上国がどんどん豊かになっていく時代の流れで、東京やニューヨークといった世界的都市には外国からの旅行者は益々集中するはずで、外国人観光客を受け入れる業態に起きている世界的なインフレは、この需給バランスの調整です。光拠点としての街に変貌した歌舞伎町ですが、一方で、そうやって多くの人を引き付ける歌舞伎町の魅力は、新宿の利便性と歓楽街としての歌舞伎町の特性、その両方に支えられている。りわけ、歌舞伎町の特性、言い換えれば、存在の意味をそろそろ再確認しておいたほうがいい気がします。

歌舞伎町は誰でもウェルカム、いわばダイバーシティの先駆的な街です。寛容、その裏返しの無関心、実はその両方が、自由で勝手気ままなカオスが拮抗することでポテンシャルとなり、正負両方の存在が"資源"となってきた街です。
ただ、少なくともこの10年、「歌舞伎町ルネッサンス」というようになってから、この街が一番失ったのもこの部分です。投資誘導(公共も含む)のために、ある意味やむを得なかったのですが、そろそろここを、方向転換してもいい時期に入ってきたのではないか、と思ってます。バイアスにはまだ偏りがあり、一度振り上げた拳は、なかなか戻せないかもしれませんが、どうこれを下ろさせ、街が向かおうとする向きを切り替えることができるか、ここが2016年、そして今後の歌舞伎町の課題なのではないかと思います。

歌舞伎町2丁目にある鬼王神社の初詣風景

花園神社の初詣客。

ホテルグレイスリー新宿では、元旦朝、宿泊客向けに和装晴れ着で振る舞い酒のおもてなしをしました。スタッフ3名は日本・タイ・韓国のスタッフ。これがかなり好評でした。振る舞い酒というより、撮影会な感じでしたが・・

皆さんにとって、良き一年となりますように。
本年も、よろしくお願いいたします。

寺谷公一(てらたにこういち)


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