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4月22日 "新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例"改正イベント実施―過料・店名公表などの罰則を設置、対策強化 [まちづくり]

送信者 Shinjuku,Kabukicho 2016
4月22日(金)、新宿区(区長:吉住健一)は、「新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例」の一部改正を周知するイベントを開催。(所管は危機管理課)新宿区は、平成25年9月に「新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例」を施行。歌舞伎町をはじめ新宿駅周辺の繁華街で、警察や地元の商店会と連携して、客引き行為等防止のためのパトロール活動に取り組んできました。そして、新宿駅東西9商店街及び町会からなる『新宿駅周辺安全安心を実現する会』(会長:安田眞一)らの要望により、新宿区議会は、3月22日、第一回定例会の最終日に、区長から提案のあった条例改正を全会一致で可決、28年4月1日より、客引き行為の根絶に向け、罰則を設けるなど、区条例の一部を改正して施行、対策を強化しました。


新宿区公共の場所における客引き行為等の防止に関する条例―改正 平成28年4月1日施行

(罰則規定 平成28年6月1日~)
《禁止となる行為》何人も、公共の場所では、次の①~④の行為が禁止
①客引き行為
・・・通行人等不特定多数の人の中から相手を特定して、居酒屋、カラオケ店、キャバクラ、ホストクラブ、ファッションヘルス等へ誘う客引き行為が禁止
②勧誘行為(路上スカウト)
・・・通行人等不特定の人の中から相手を探して、キャバクラ・ファッションヘルスでの勤務や、アダルトビデオへの出演等について、勧め誘う勧誘行為が禁止(相手がそれに応じた応じないかは関係なし)
③客待ち・勧誘待ち行為
・・・①または②の行為をする目的で相手方を待つ行為(うろつき、たたずみ、たむろすること)が禁止
④客引きを受けた客を。店舗内に立ち入らせること(※新規制)

事業者の方は、これらの行為を従業員にさせてはいけない。あるいは、これらの行為をさせるために雇用や依頼をしてはならない。

《罰則を受ける場合》
新宿駅周辺の特定地域において、禁止となる行為をした場合は、氏名や店舗名の公表、5万円以下の過料が科せられます。※フリーの客引きを利用している店舗も罰則

◎公表・罰則の流れ:指導→警告→勧告→公表・過料
◎立入調査等
指導、警告または勧告の措置を行うにあたり、違反する行為をした者の事務所、営業所等に立ち入り、必要な調査をし、または関係者に対し、質問をすることができる。※立入調査を拒否した場合は過料を科します
◎店舗場所の提供者への通知
建物等の所有者または管理者に対し、公表された違反行為に係る事実を通知することができる。
◎公表・過料・両罰則規定
【公表】
・氏名、住所(法人名、所在地及び代表者氏名)
・違反店舗名、店舗の所在地
・違反行為の内容
【過料】次に該当した者は、5万円以下の過料に処する。
・勧告に従わず、特定地区において禁止行為をした者
・立入調査を拒み、妨げ、若しくは著しく忌避し、又は質問に対して陳述せず、若しくは虚偽の陳述をした者
【両罰則規定】
その行為を罰するほか、その法人又は人に対し、同条の過料を科する。

すでに4月1日より新宿区安全安心パトロール隊による巡回は、火曜日~土曜日(祝日・年末年始を除く)8人態勢という形ではじまっていますが、罰則規定運用開始の6月1日を前に、周知啓発のために条例改正のデモンストレーションとしてこのイベントが行われました。午後3時、シネシティ広場に関係各機関および地域商店街や防犯協会員らが集合、主催である新宿区の吉住健一区長からの挨拶からはじまり、区議会を代表して下村治生区議会議長、警視庁からは山下史雄副総監、そして、条例実現と改正に尽力された『新宿駅周辺安全安心を実現する会』安田眞一会長から客引きをしないさせない利用しない!という"客引き撲滅宣言”がなされました。
セレモニー終了後、セントラルロードに移動し、"STOP 客引き"の横断幕を掲げてパレードをしたほか、吉住区長、山下副総監をはじめ地元民間の人たちと一緒に、客引き行為撲滅を呼びかけるチラシやグッズ(タックルバンド)を配布、来街者に注意喚起を行いました。

主催者挨拶:吉住新宿区長
「新宿区は、平成25年9月に、客引きを防止するための条例を制定しました。その後、パトロールを、地域の皆様が、自らの力を以って、警察や区役所と連携をしながら2年以上にわたって続けてくださいました。その効果もあって、多少は、客引きも、パトロールの最中は、隠れてくれますが、しかし、ぼったくりの事案が昨年は大変多発をしました。その後、地元の皆さんからの情報、そして警察、そして弁護士会のみなさん、多くの皆さんの協力で、ぼったくり事案は、この歌舞伎町や新宿駅周辺からは、ほぼ、壊滅状態になりました。しかし、いまだに、悪質化、巧妙化した客引きの姿は後を引きません。
今回、条例改正をし、4月の1日からは、強化された条例のもとで、施行運営をしてまいりますが、6月からは正式に、店名の公表、過料、あるいは、インターネットサイトからの店舗名の削除など、あらゆる手段を講じて、この新宿の街から、客引きを壊滅させていく、撲滅をしていく、そういう取り組みをスタートしてまいります。この条例改正が、いわゆる、理念条例に留まることなく、実体の、力をもった、実行力を持った条例として施行できますよう、今後とも引き続き、地域団体の皆様、そして、不動産業界の皆様、そして、警察、警視庁をはじめ関係機関の皆様と、新宿区役所もスクラムを組んで、この街の安全と安心、そして快適さを守ってまいりたいと思います。」

来賓挨拶、警視庁・山下副総監
「この新宿歌舞伎町でございますが、昨年、大規模な集客施設もできました。そして、今日この場のシネシティ広場も整理され、私は、新たな賑わいが創出されたと思っております。4年後の、東京2020、オリンピック・パラリンピックのメイン会場は、新国立競技場であります。新宿区内でございます。おそらく、そのころには、この歌舞伎町を訪れる、来客の方、訪問客の方はさらに増加するのではないかと思っておるところでございます。
一方で、先ほどからお話にでております、昨年、この新宿歌舞伎町では、悪質な客引きで集客するキャバクラ店でのぼったくり事案が多発をいたしました。私ども警視庁のアンケートでも、この盛り場の体感治安の悪化の要因の一番に挙げられているのは、飲食店等による悪質な客引きということで、改めて、この盛り場環境浄化にとりまして、客引きの根絶というのが喫緊の課題であるというふうなことが浮かび上がってきております。私ども、警視庁では、客引き行為をはじめとする悪質な行為、そして、悪質な店舗を強力に取り締まってまいりましたが、今回、新宿区におかれまして、新たな条例改正をされました新しい枠組みのもとで、そしてまた、実効性たらしめるための、現場での客引きを防止するための、対策員の方であるとか、パトロール隊なども創設されたということで、これは大変、環境浄化にとって、大きなお力になるというふうにご期待を申し上げているところでございます。
私ども警視庁といたしましては、地域の皆様としっかり連携をして、悪質な風俗店、あるいは暴力団、徹底的に取り締まってまいります。街頭でのパトロールも強化をしてまいります。しかしながら、やはり、街の環境浄化、盛り場の安全・安心のためには、行政、警察、そして、今日お集りの地域の皆様方、この3者が一体となった取組が不可欠でございます。どうか、皆様方と手と手を携えまして、誰もが安全で安心して集える、魅力のある新宿歌舞伎町を実現してまいりたいと思っております。」


参加団体:
東京都宅地建物取引業協会新宿区支部
全日本不動産協会東京都本部新宿支部
牛込防犯協会・牛込母の会
新宿防犯協会
戸塚防犯協会
四谷防犯協会
東京青年会議所新宿区委員会
新宿東口商店街振興組合
新宿大通商店街振興組合
新宿駅前商店街振興組合
歌舞伎町商店街振興組合
歌舞伎町二丁目町会
新宿西口商店街振興組合
西新宿商興会
西新宿一丁目商店街振興組合・町会
防犯ボランティア・シャイニングスターズ(新宿調理師専門学校、日本電子専門学校、東洋鍼灸専門学校)

新宿区安全安心パトロール隊の紹介、「地域の皆様や、新宿区を訪れた方々が安心して過ごせるよう、微力ではございますが、全力で邁進してまいります。」

新宿駅周辺の安全安心を実現する会・安田眞一会長(新宿東口商店街振興組合理事長)による"客引き撲滅宣言"

"わたしたちにとって、この新宿区は、大切な、そして、愛着のある、世界に誇れる街でございます。新宿区は、みんなが楽しめる街でございますが、未だ、違法な客引きや、客引きを用いた店舗も存在しております。客引きは、区民に迷惑を及ぼすばかりでなく、新宿区へ訪れる人も、不安に陥れ、その楽しみすら奪いかねない悪質な犯罪行為でございます。
私たちは、本条例の趣旨をよく理解し、客引きを、しないさせない利用しないことを厳守し、皆様と、力を合わせ、暮らしやすい、『安全で安心な街・新宿区』の実現に向け、推進していくことを誓います。

平成28年4月22日 新宿駅周辺の安全安心を実現する会会長 安田眞一"


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