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2017.10.25 ドイツ公共放送ARD番組「遠い国への旅~東京編」歌舞伎町ロケ [その他]

ドイツ公共放送ARDの年末~年始にやる特集番組「遠い国への旅」は、2018年1月放送回にて東京特集をやるとのことで、この日はそれの歌舞伎町ロケを敢行。
以前フリーのドイツ人記者のアテンドをして以来(これはなんかの新聞記事になったらしい)、先日のNeon Magagine Germany、そして今回のARDとやけにドイツと縁ができまして、アテンド&コーディネート。歌舞伎町に関心いただきありがたいです。ARDの記者とカメラマン、なぜか二人ともおなじ名前のステファンさん(しかもデカイw)、それに通訳兼コーディネーターの高橋さんと。
東京特集ということで、歌舞伎町以外もいろいろ回らなければいけないらしいのですが、連日の雨で取材がだいぶ滞っているようで、ゴクロウサマですって感じでした。歌舞伎町は、というと、いくつか候補をあげて検討してもらった中から、こうした(写真参照)感じになりました。キャバクラやホストクラブは今回は企画段階で却下。。
ゴジラ咆哮からスタート、グレイスリー新宿の8Fからも撮って、商店街のパトロールインタビューを挟み、VR ZONE SHINJUKU、最近ホットなスポットになりつつあるJimushono1Kai(歌舞伎町ブックセンター)、わりと新しめの表向けコンテンツを見せ、説明しつつ街並み風景を抑え、からの最後はゴールデン街へ。
「外国人観光客」という括りでは歌舞伎町へたくさんやってきているなあと理解はしてましたが、ことドイツ人は?と改めてスポットをあててみると、例えばホテル宿泊者数で言うと全体の1%もいないんですね。
という意味では、ドイツ向けのPRは歌舞伎町では、まだまだ伸びしろありってことになるのかな。
どこの国からという統計は取れていないですが、VR ZONE SHINJUKUの集客(平日平均600人/日くらい)の半分が外国人観光客なんです。これは割合では当初予想より遥かに大きく、店舗のマネージャー曰く「VRは日本人より外国人のほうがかなり食いつきがいい」とのこと。ステファン両氏にはマリオカートを体験させてみたんですが、かなり興奮してました。おかげで、VR ZONE SHINJUKUの撮れ高が偏ってしまったかも・・ただカメラのステファンが少し酔ったようで調子悪く、そのあとの取材がちょっとしんどそうでした^^;
Jimushono1Kaiの歌舞伎町ブックセンターは、ホスト店員である武蔵くんにインタビューを受けてもらいました。ただ、現役ホストで店舗幹部でもある彼の「ホストクラブ」の話のほうがステファンの興味を引いたようで、インタビューは書店よりややホストよりになってしまった感が。その流れでJimushono1Kaiのアヤちゃんに付き添ってもらって、ゴールデン街へ。この時点で20時過ぎ、まだ浅すぎて営業している店も人もまばらで、流民やダストを覗くも結局その時点でほどよい客が入ってたmiso soupにて撮影。
ステファン曰く、歌舞伎町はハンブルグっぽいって言ってました。でも、ここのスケール、密集度はないと。番組では使わないけど、アンダーグラウンドな話もいろいろしました。使われたとしてもナレーションベースでしょうが。これは歌舞伎町に限らず、歓楽街っていう場所は観光地ではないので、不可視なところにほんとうの面白さがあったりするのだが、そこは微妙にグレーだったりイリーガルなものも多いというのはどこも一緒で、そういう情報をどこまで提供するのか、コンプライアンス的にしないとするのか、例えばコンシェルジュの現場などには相当ジレンマがあるのだが、という話をすると、ドイツで、そういうどっかのイリガールな面白いものだけを特集した番組?かなんかがあって、それはすごい反響があったそうです。そうなんだよね~・・みんなが本当に知りたいところは。まあ歌舞伎町では、そういうのも含めての情報インフラが開示しないまでもある程度あって、それでやれてる部分もあるのだが、本当は、地方の歓楽街ほどもっと積極的にそこを触れたらいいのになあと思ったり。
このARDの番組、東京観光財団のサポート、要は「東京都」のスポンサード、所謂助成を受けているのだとか。税金を使ってこんな感じで、海外でインバウンド向けプロモーション、してるのですね。なわけで、使えない話は余計使えないでカットでしょうが、ドイツ製作の、振り返っての日本で一部下請けさせてもらったのでした。放送はドイツARDのネットワークで来年1月だそうです。
撮影協力:
歌舞伎町商店街振興組合、新宿三光商店街振興組合
ホテルグレイスリー新宿、VR ZONE SHINJUKU、 Jimushono1kai × kiitos、歌舞伎町ブックセンター、流民、miso soup

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10月7日(土)歌舞伎町『初』書店、「歌舞伎町ブックセンター」がオープン [その他]

10月7日(土)歌舞伎町『初』書店、「歌舞伎町ブックセンター」がオープンします。
歌舞伎町でホストクラブやバーを経営するSmappa!Groupの会長、手塚マキ君(40)がオーナーで、彼の事務所の建物の1Fにあるバースペース(Jimushono1Kai)に併設される形で開業しました。
6日はメディア向けの内覧とレセプションということで、写真はその時のものです。
それらから、こだわりの選書、関わった人たちの思いを感じ取ってください。
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この度、新宿・歌舞伎町に「LOVE」がテーマの本だけを取り扱う「歌舞伎町ブックセンター」がオープンいたします。
お店では本に詳しいスタッフがホスト&ホステス書店員として案内を務めるほか、プロジェクターのある店内を利用して様々なイベントを開催できるコミュニティブックスペースとして歌舞伎町を盛り上げていく予定です。
【歌舞伎町ブックセンターの概要】
「歌舞伎町ブックセンター」は、歌舞伎町のホストクラブ「Smappa! Group」の事務所の1階のイベント・カフェスペース「jimushono1kai」に併設される形でオープンいたします。
歌舞伎町の中心で、大きなプロジェクターを利用したイベントを開催したり、バースペースで提供されるコーヒーやお酒を楽しみながら、本を片手に語り合うことが可能です。
「歌舞伎町ブックセンター」のテーマは、ずばり【LOVE】。
本棚には【LOVE】に関連した様々な本が並び、恋に悩む人や、愛とはなにかを考える人々が気軽に立ち寄ることのできる、歌舞伎町らしい本屋として、お昼から夕方にかけてオープンしています。
店内の個性豊かな本を来店者に紹介するのは、豊富な知識とトーク力をもった “ホスト書店員”たち。来店者一人一人に本をお勧めしたり、本についてトークを繰り広げたりと、独自のサービスでじっくり本と触れ合える時間をご提供します。
「本が売れない」と呼ばれる現在、出版社や書店の倒産、閉鎖が相次いでいます。
本の魅力と書店の魅力を伝えるために、我々は誰もが立ち入ったことのない事業へ挑戦していきます。
歌舞伎町らしい、日本らしい、最高に面白い書店を作るべく、前を向いて進んでいきます。
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・オーナー&ホスト書店員総帥 : 手塚マキ
本って一冊読み切らなくてもいいと思います。
本屋さんって本を買うためだけに行かなくてもいいと思います。
ぱらっとめくって出逢う1行に心を救われることもあると思います。
本屋で人に出逢ってもいいと思います。
本は決して主役じゃないです。
読まなくても持ち歩いていると安心する本でもいいし、インテリアとして飾る本でもいい。
本は、僕らの生活に彩りを加えてくれるリアルな存在だと思います。
「あと、もう一杯」の代わりに1冊の本を!
そんな日があってもいいかな!!
気軽に飲みに本屋に来てください。
~~~~~
・プロデューサー&カリスマホスト書店員 : 草彅洋平
「歌舞伎の演舞場を建設し、これを中核として芸能施設を集め、新東京の最も健全な家庭センターを建設する」
それが戦後焼け野原になった新宿を復興する際に、石川栄耀らによって出された復興案のスローガンでした。
それが今では数千軒を数えるバー、キャバレー、ホストクラブ、ラブホテルなどが密集したエリアとなり、健全かはともかく、「東洋一の歓楽街」、「欲望の迷宮都市」、「外国人労働者の新租界」、「不夜城」などの異名を複数持った場所に育ちました。
我々は世界でも有数の夜の盛り場を誇らしく思うとともに、「新東京の最も健全な家庭センター」である書店を作るべく、「LOVE」をテーマにした一大テーマパークを建設いたします。
~~~~~
・ブックセレクト&ホスト書店長 : 柳下恭平
本を読むって、とてもむつかしい、とても大変なことのように思えるかもしれないけど、単に会話のきっかけでいいんだと思います。
お酒を薦めるときのように、本を薦める。
愛について語り合うときのように、本について語り合う。
本をただ売るだけのお店じゃなくて、本がコミュニケーションの中心のお店だったら、とても歌舞伎町らしいと思いませんか?
そういう「その土地らしさ」こそが本来の本屋の魅力なのだと思います。
今回、僕は歌舞伎町ブックセンターという書店にふさわしい、より、この街らしい「LOVE」についての本を集めました。
この街らしい本について、この街で語り合って、この街で買う。それって、普通に本を一冊買う以上の価値を生み出していると思うんです。
これがどういうチャレンジになるのかはわかりません。ただ、歌舞伎町ブックセンターが、不況を纏い続ける出版業界に対して、一石を投じられるような形になれば良いなと思っています。

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「歌舞伎町ブックセンター」
住所:新宿区歌舞伎町2-28-14
営業時間:11:00-17:00
TEL: 03-6380-2259 /office 03-6380-3990
メールアドレス:kabukibookcenter@gmail.com
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思えば、2年ぐらい前だったか、手塚くんは、自社のスタッフ(ホストたち)に対し、本を買って読んでその感想をSNSで発信したら、本を社で買い取りますっていうことをしていた。
実際には、それは、それほど回らなかったようだけど、ほかにも、ホストたちにソムリエに資格をとらせるために自らワインスクールを立ち上げてみたりと、一貫していたのは、スタッフの人間力とでもいうか、平たく言えば「教育」というか、大きく言えば、水商売の社会的地位向上につながる何かってことであって。
ちょうどそのころ、歌舞伎町商店街振興組合ビル1Fで、マルハンの両替所が入ることになってたスペースが急遽開き、手塚君がそこを「TOCACOCAN(等価交換)」という名のネット放送スタジオを始めた。番組などでたびたび協力をしてた合間に、手塚くんとはもう12年位のつきあいになるのだが、ちょうどこのあたりからか、『街』についてよく彼と話をするようになった。そんな中で、歌舞伎町に「文化サロン」的な場所をつくれないかな~っというのがあった。
TOCACOCANもそういった意図はあったものの、やはりちょっとなんというか線が細いというか、過去形というか、リアルさにかけるというか。歌舞伎町を舞台に踊り手はいるんだけど、そのもうちょっと敷居をあげた『文化人』ってのがいない。
その時、一つ、例としてあげたのが、田辺茂一氏。紀伊國屋創業者の話。明治の生まれの彼が、新宿で備長炭商「紀伊國屋」から、昭和に入ってまもなく創業した書店が、今の「紀伊國屋」。同人誌を創刊することで、幾多の文化人たちと近づき、彼らとの親交の中で、創業時から経営よりも夜な夜な銀座で飲み歩く、茂一の異名は「夜の市長」だったそうだ。単なる炭やが、の単(たん)はダジャレかなんてネタにもなったりしてたようだが、自身も何冊も執筆、ホール経営の傍ら文化事業にも注力、しかし何より茂一の性格というか、愛らしいキャラクターによるところが大きいかと思うが、彼はずっと、新宿の文化よりの界隈では中心にあった。会ったわけではないが、なんとなく、手塚くんのキャラが、どこか茂一っぽいというか、そういうイメージからなのだが、本屋、やってみない?というのはそのあたりからのことだ。
多分そのころは、彼はそれほど気にも留めてなかったようだが、そこらへんが、今度の歌舞伎町ブックセンターの「種」かと思う。無論、本屋なんてどうやればできるんだろ、なんか資格とかいるんだっけ?みたいなところから、彼の出会いの中で、何かが繋がったのだろう。数ヶ月前に、本屋、やることにしました!って聞いたのは。嬉しくもあり、でも、うまくいくのだろうかとやはりちょっと心配で。
メディア向けのアナウンスはさておき、あざといようで、実は、ほんとにまっすぐ、本屋をやろうとしたのです。人は生きることでいろんなものを失い続けます。時間、夢、希望・・・だから、失ったものを埋めるかのように、様々なものを求めるわけですが、無論「本」もだが、それ以上に、「本」を介して起こる何かが、そこを満たす一つになれればいいのかもしれない。
スタッフの教育上であるとか、今や、公においても歌舞伎町の真ん中に立ちつつある彼が思う、この街、もっとこうしていきたいとか、「文化」って言葉に、本当は一抹のいやらしさを感じなくもないが、でも、サロンはあったらいいと思う。
なぜ、サロンか、というと。市民が集い、憩い、議論する場、それが『民主主義』であり、『都市』の原点だからなのです。これは、ボクがかつて書いた文章からの引用です。
「歌舞伎町の名付け親となった石川栄耀が理想とした都市構造は、中心に広場があり、そこに市民が集い、憩い、議論する、民主的市民社会に支えられる西欧型の都市構造だった。例えば、市民による街の清掃も都市計画の一部であると考えていたという。都市の風格というものは、市民の心や行動によって生まれるものであり、そこに集まる人々の生活や姿が、すなわち街の姿であると考えていた。「都市は人なり」これが石川栄耀の残した言葉である。
(都市は人なり~ History of Kabukicho http://www.kabukicho.or.jp/history.php?lang=jp より)」
これを機会に、少しだけでも、歌舞伎町に愛着を感じられる「場」になってくれたらいいなと思います。さて、いよいよこの街「初」の書店、「歌舞伎町ブックセンター」オープンです。



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