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平成三十一年 歌舞伎町商店街振興組合新年会より [季節]

2019年1月9日、京王プラザホテルにおいて、歌舞伎町商店街振興組合の新年会が開催されました。組合員、ならびに関係各行政機関、近隣商店街振興組合の各理事長、また事業者などあわせて約200名近くの方々が集まりました。
主催者/片桐基次理事長挨拶より
「昨年は、歴代の理事長方々、組合員の皆様の強い思いの中で、ようやく去年の6月に歌舞伎町商店街振興組合ビルの竣工を迎えました。9階には歌舞伎町商店街振興組合の事務局を置き、歌舞伎町の安全・安心の"灯台"として見守っていき、楽しい歌舞伎町を作っていきたいと思っております。
多くのお客さまが歌舞伎町においでいただいていますけど、これは2015年に東宝さんが、新宿東宝ビルを建てていただき、それ以来、大勢のお客さまが歌舞伎町に来ていただいております。
東急電鉄さん、東急レクリエーションさんが、2022年に、高層ビルの、これは劇場などのエンターティンメントやホテルが入居するのですが、今年から建設がはじまっていくと思います。それに伴って西武駅前通りも大改修をして、歩きやすい歌舞伎町として期待できるところであります。
今年も歌舞伎町は、正月から大勢のお客様が来ていただいておりまして、大変うれしいことではありますが、我々商店街、組合員、また理事の方においては、このにぎやかさを、このまま、その通りだということではなく、もっともっと多くの方が来ていただくためにはどうすればいいのかということを、いろいろな形で実行していきたいと思っております。
一つには、歌舞伎町コンシェルジュ委員会のますますの発展、歌舞伎町水曜会(奥様方の会)、それから若手の若女将会というのを立ち上げまして、皆さん女性の力で、お客様を、安心して歩いていただく、来ていただくという街を作っていただきたいと思っております。
2020年には、JR東口駅前が、今は道路で分断されていますけど、これが歩行者のための広場となり、歌舞伎町にそのままストレートに来ていただけるような広場につくっていただけるということで、これも本当に楽しみです。
今年、来年、再来年、また、そのあとも、歌舞伎町のみならず新宿駅周辺全体が、大勢のお客様が来ていただいて、ますますにぎやかな街になるということは、我々にとって、本当にうれしいことで、歌舞伎町もその一翼を担っていきたいと思います。」

来賓代表/吉住健一新宿区長挨拶より
「先だって12月に(東急ミラノ座周辺の再開発が)国家戦略特区の指定を受けられまして、歌舞伎町はさらに浮上するきっかけになったかと思います。
新宿って人が住めるのかとか、いろいろ言われるわけです。ただ、私は、もともと大久保小学校の卒業生ですし、大久保の出身で、私にとっては、これが当たり前なんです。この街が。だけど、当たり前なんですが、同時に、この街が、周りから見てどう思われているかという、新宿に住んでいるとなかなか気づきにくくなっていると思うのですが、そうはいっても、ここで普通に暮らしている分には、別に命とられるわけでもありませんし、また、この街の周りに住んでいる人が、この街がにぎわっていなければ収益をあげることができない、ここの街で働いていて新宿で暮らしている人っていっぱいいるんです。そういう意味では、この街が、いい意味で注目を受け、この街が発展することによって、新宿の街、住んでいる人も含めて豊かな暮らしを送れるんじゃないか、そんな風に思っております。
いろんな関係する行政機関の皆様にもお願いをさせていただきますし、私どももできることは精一杯、一緒に、歌舞伎町ルネッサンスを実現するために頑張らせていただいているつもりではありますが、まだまだ足りないことも多々あろうかと思います。そうしたところはご指導いただきながら、皆様と一緒に頑張らせていただいて、歌舞伎町が東洋一、楽しく、そして安全で、たまにちょっとドキドキするくらいの、そういう空気を持ちながら発展していけるように、皆様と一緒に頑張らせていただきたいと思っております。」

平成三十一年歌舞伎町商店街振興組合新年会の一コマ。歌舞伎町名物ホストクラブ"シャンパンコール"に吉住新宿区長も一緒にコール。

昨年まで新年会といえば花道通りにあった日本料理店の車屋だったのですが、昨年春に閉店のため、今年より会場を新宿西口の京王プラザホテルの宴会場に変わりました。これまで、新年会は組合員のお店でという長い経緯があったのですが、おそらくあと数年は、ここで行くのかなと思われます。だいたい200名とかそれ以上という形での集まりに使えるお店が組合員関係でなかなかないというのが少し寂しい気はします。
すっかり観光地化してきていて、そういう意味では需要と供給のマッチングがうまくいってないところもありますが、とはいえ、街にはインフラも含めて多くの投資がみられ、今後も続きそうですし、こうしたことが活性化の礎になっていくと思います。
個人的にも、片桐理事長のあいさつにもあった歌舞伎町コンシェルジュ委員会を運営している手前、マッチングや、それにつながるイノベーション、仕掛け等々起こしていかないといけないかなと思います。とくに若い、あるいは次世代のといったほうがいいか、そういった人たちからちゃんと感情移入してもらえるような街にしていくためにはどうしたらよいか、そんなことを心掛けていきたいなとは思っているところです。

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謹賀新年 平成31年 元旦 [季節]

今年の5月には「平成」から、いよいよ新しい元号へと変わります。併せて、時代も大きく変化するのでしょうか。そのころには、仮設営業してきたVR ZONE SHINJUKU も閉館し、旧新宿TOKYU MILANO および旧グリーンプラザ跡地の再開発工事が、2022年竣工を目指し着工します。歌舞伎町に再び大きなインパクトを与える再開発がいよいよその姿を見せ始めます。



個人的なことですが、恒例となった、といっても、藤田観光のホテルグレイスリー新宿開業の年の明け、16年の正月からなので今年で4年目ですか、ホテルグレイスリー新宿と新宿ワシントンホテルの新春振る舞い酒の準備として、スタッフ着付け、合間に、初日の出前後の歌舞伎町界隈の神社を巡っての、平成最後のお正月を迎えました。 


旧年中は皆様に大変、お世話になりました。本年も、よろしくお願いいたします。 


協力: 髪結 Make Up Salon Backstage. 

撮・記・着付: 寺谷 公一





平成 三一年 元旦

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2018.12.23 Moving Projection Theater -The Holy Night in KABUKICHO- by Kyota Takahashi 髙橋匡太「たてもののおしばい 歌舞伎町の聖夜」 シネシティ広場にて開催 [イベント]


///KABUKICHO OFFICIAL ARCHIVE// 2018.12.23
Moving Projection Theater -The Holy Night in KABUKICHO- by Kyota Takahashi
https://youtu.be/isg3fdiDM-g  time:29′00″


髙橋匡太「たてもののおしばい 歌舞伎町の聖夜」
23rd&24th December 2018 Cinecity Square (1-19, Kabukicho, Shinjuku-ku, Tokyo)
歌舞伎町の屋外広場を囲む‘たてもの’にプロジェクションする新しい形のアート作品。12月23・24日の夜、シネシティ広場の‘たてもの’たちが人格をもって語りだすクリスマスイベントが開催されました。


髙橋匡太「たてもののおしばい 歌舞伎町の聖夜」
Artist, Director : Kyota Takahashi
Scriptwriter, Acting director : Kinuyo Nogami
Music : Toru Yamanaka
Cast in the projection : Hyokkorihan, Haruna Ogawa , EXIT
Projection : Reiko Kawaguchi, Mito Murakami
Technical production: HEART-S
Art produce : Spiral / Wacoal Art Center


主催:歌舞伎町商店街振興組合
共催:歌舞伎町タウン・マネージメント
後援:新宿区
特別協賛:東宝株式会社 株式会社ヒューマックス 東亜興行株式会社 アパホテル株式会社 吉本興業株式会社 東京急行電鉄株式会社 株式会社東急レクリエーション

協賛:株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント 株式会社バンダイナムコアミューズメント ホテルグレイスリー新宿 賛光電器産業株式会社 新宿サブナード株式会社 株式会社スペーストラスト テンワス株式会社 東京信用金庫 株式会社モンテローザ 心斎橋味仙 キリンビール株式会社 株式会社伊藤園 株式会社セガエンタテインメント
協力 :一般社団法人新宿観光振興協会 株式会社東急エージェンシー(順不同)

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12月21日(金)三浦警視総監が歌舞伎町を巡視、年末年始の特別警戒 [季節]


三浦正充警視総監は新宿署にて状況報告を受けたあと、17時10分ごろに歌舞伎町に到着、歌舞伎町交番勤務員を激励、17時20分ごろ交番を出発、上野洋明新宿警察署長の案内で、歌舞伎町商店街振興組合、歌舞伎町2丁目町会、新宿防犯協会ら地元のボランティアとともに警察官を合わせて約70名が、15分ほどかけ、歌舞伎町でも最も来街者でに賑わうシネシティ広場から劇場通り一番街、ゴジラロード付近の巡視を行いました。



ゴジラロードにて。左が三浦警視総監、右は案内役の上野洋明新宿警察署長。


巡視後、三浦警視総監コメント:
「年末年始特別警戒中のところ、本日、一斉警戒を発令し、日本を代表する繁華街である新宿・歌舞伎町の交番勤務員を激励し、地域の防犯ボランティア団体等の皆様と、管内を巡視しました。
年末年始は、特有の慌ただしさ等を背景にして、金融機関、コンビニエンスストアを狙った強盗をはじめ、スリ、万引き、および街頭犯罪の発生が懸念されます。警視庁では、官民連携による、防犯活動をすすめるとともに、制服警察官やパトカーによる見せる警戒活動を行うなど街頭警察活動を強化し、各種犯罪の抑止および検挙につとめ、首都東京の安全、安心の確保に全力を尽くしてまいります。」



巡視後、歌舞伎町商店街振興組合の片桐基次理事長と歓談する三浦警視総監。「上野署長が頑張っていただき、治安もだいぶ良くなってきました。若い人たちもたくさん街に訪れてくれてます。」(片桐理事長)

毎年"恒例"と言ってはなんですが、歌舞伎町の年末の"風物詩"とも言える警視総監の歌舞伎町視察です。こうした制服警察官による"見える"警察活動が、繁華街の来街者に一定の緊張感が伝わればいいかと思います。

警視庁は、犯罪の増加傾向のある年末・年始対策として、この日、特別警戒を発令、年明けの1月3日にかけ、延べ16万6千人の警察官を動員するとのことです。

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平成30年度 新宿・花園神社大酉祭(11月1日 一の酉本祭より) [祭]


November1(Ichi-no-tori)- Shinjuku, Hanazono Shrine Tori no Ichi Festival


《Octorber 31・November1(1st),November 12・13(2nd),24・25(3rd) - Shinjuku, Hanazono Shrine Tori no Ichi Festival》
There are about 60 stalls selling decorative “kumade” bamboo rakes, and about 200 stalls inside and outside the shrine precincts selling food, drinks and other things. This Tori no Ichi Festival, which attracts 600,000 visitors Hanazono shrine every year is said to have began in the Meiji era. The lively voices of the stall vendors who sell the kumade for success in business is an indispensable tradition in the town as it heads into winter.


◎平成30年度花園神社大酉祭
一の酉 10月31日(水) 前夜祭・ 1日(木) 本祭
二の酉 11月12日(月) 前夜祭・13日(火) 本祭
三の酉 11月24日(土) 前夜祭・25日(日) 本祭

《酉の市》飾り熊手を商う露店が約60軒と境内の内外に約200軒の飲食を始めさまざまな露店が出店。毎年60万人が訪れるというこの花園神社の酉の市は、明治時代に始まったそうです。商売繁盛の熊手を売る露店商のにぎやかな声は、師走を迎える街に欠かせない風物詩。今年は三の酉まで開催されます。前夜祭は夕方頃から翌2時まで、本祭は正午から翌2時頃まで露店が開いています。境内内外に露店が280軒出店。



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11月1日(木) 歌舞伎町区役所通りのイルミネーションが点灯。来年2月末まで、午後4時半より翌朝まで街に光を灯します。 [季節]


今年も、新宿・歌舞伎町、冬の風物詩、区役所通りの約90本のカエデやイチョウの街路樹に、約12万個の発光ダイオードが灯されました。このイルミネーションはNPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会、チェックメイトビルのオーナーでもある藤澤薫氏(71・理事長)が主催、平成18年の第1回目のイルミネーション以来、彼女が中心となり、近隣有志の寄付によって費用を捻出、実施されています。
街路樹にワイングラズをモチーフにしたイルミネーションという、夜の街らしいデザインと、2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に向け、ワイングラスのイルミネーションのいくつかが、五輪カラーになっている演出もされています。
本日、11月1日点灯開始、来年2月末までの4ヶ月間、午後4時半より翌朝まで毎日点灯されます。

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第13回新宿区役所通りイルミネーション
が ん ば ろ う 日 本
~元気を歌舞伎町から~
今年もまた日本のみならず世界中を自然災害が襲いました。地球温暖化の影響とは言われているものの、被災された方々には本当につらい思いをされていると思いますと心が痛みます。一日も早い復興を願いますと共に、心よりお見舞い申し上げます。
さて、そのような中、今年もイルミネーションの季節がやって参りました。「明るく(A)・安心(A)・歩きやすい(A)」の3つのAを取って3Aの会としたわけでございます。新宿から全国の皆様方に勇気と元気を、そして何よりも安心・安全な街になる事を願って、第13回目のイルミネーションを企画いたしました。2020年には東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。新宿には外国からのお客様が益々増えて、国際色が豊かになって参りました。その気運を高めるためにもこのイルミネーションが街を活気づけられる事を願っております。私共3Aの会はオリンピック・パラリンピックを心より応援しております。この活動は皆様からの温かいご支援で成り立っております。今後ともどうぞ応援の程宜しくお願い申し上げます。


特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
理事長  藤澤 薫

◎区役所通りイルミネーション寄付のご案内

■郵便振替口座を利用(所定の払い込み手数料が別途かかります。)

口座番号 00150-9-262182
口座名義 特定非営利活動法人新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
通信欄 「寄付金」とお書きください。

受領証をご希望の場合は、お名前とご住所を明記の上、通信欄に「受領証希望」とご記入ください。

■銀行振り込みを利用(所定の振込み手数料が別途かかります。)
金融機関名 三井住友銀行
支店名 新宿支店
口座種別 普通
口座番号 3864302
口座名義 特定非営利活動法人  新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会

〔お問合せ先〕特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
東京都新宿区歌舞伎町2-23-12 チェックメイトビル
TEL 03-3209-2238
http://www.npo-3a.org/


11月1日(木) 歌舞伎町区役所通りのイルミネーション点灯式より
来賓:吉住健一氏(新宿区長)、伊藤三津夫氏(新宿警察署副署長)、伊東功氏(新宿消防署長)、高野吉太郎氏(東京商工会議所新宿支部会長)、片桐基次氏(歌舞伎町商店街振興組合理事長)、杉山元茂氏(歌舞伎町TMO会長)
主催者挨拶:藤澤薫氏(71・NPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会理事長、チェックメイトビルオーナー)
演奏:デキシーパラダイス

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Chim↑Pomによる2週間限定レストラン「にんげんレストラン」10月14日~28日まで [イベント]

現代アーティスト集団" Chim↑Pom"による2週間限定のレストラン「にんげんレストラン」が歌舞伎町2丁目、通称"歌舞伎町ブックセンタービル"にて開催中です。Chim↑Pomエリイの夫でもある手塚マキが会長を務めるSmappa! Groupが事務所および店舗として一棟借りしてきたこの、通称"歌舞伎町ブックセンタービル"が解体を前に行うものだ。かつてここら辺一帯を住吉会系組織が地上げをしてたものの、一部地権者が売却を拒み頓挫したブロックにある。しかし、その後、2016年のホテル松木における火災と、その際に女性宿泊者の死亡事故が起きた。そのあたりから土地が動き始め、ここを新宿ソフト、つまりロボットレストランの経営母体である森下グループが買い上げたという経緯が背景にある。その解体前、この建物ごと使って行われるアートイベント。会期は10月14日よりスタート、10月28日(日)までの2週間の開催。


会場:旧歌舞伎町ブックセンタービル3フロア
会期:2018/10/14~10/28
営業時間:PM2:00~PM9:00
主催:Smappa! Group、Chim↑Pom studio
内装:Chim↑Pom×西村健太
作品提供協力:ANOMALY
協力:無人島プロダクション、ANOMALY
http://chimpom.jp/ningen/

そもそもこの建物1階にあったカフェ&バー(日中は歌舞伎町ブックセンター、夜はJimushono1Kai)は道路側エントランスが大きく解放されたつくりでした。それに合わせ、Chim↑Pomは、またもやビルを屋上までくり抜いた。2016年に開催した旧歌舞伎町振興組合ビルの取り壊しに伴い開催された個展「また明日も観てくれるかな?」展を彷彿させるものだが、あの時は最上階を使用中だったためできなかった屋上までのくり抜き、屋根(3階の天井)、3階のフロア(2階の天井)、2階のフロア(1階の天井)に各一辺2m3m大の正方形の穴を開け、青空レストランとなる吹き抜けを作った。一階にはその穴を通して外光を取り入れ、昼は青空レストラン、夜は歌舞伎町のネオンの差し込みによる照明で飲むバーの体裁をベースにしている。

「にんげんレストラン」という以上、あくまでレストランなので、飲食がメイン。
Chim↑Pomが呼び集めた様々なパフォーマンスアーティストたちがそれぞれ自在にライブやパフォーマンスを行う中で、「Last meal(最後の食事)」を食すというもの。「Last meal(最後の食事)」とは、死刑囚が刑執行前に食べる「Last meal(最後の食事)」のことで、日本では公開されていないが、アメリカなど一般公開されている情報に基づき、実際に出されたメニューの提供を行っている。
パフォーマーとしては、関優花さんは、体重計に乗った作家が体重計に乗せられた巨大なチョコレートの塊と対峙して、自らの体重と一致するまで舐め溶かすとか、松田修さんは、最初裸で鎖につながれた状態から開始、そこから来場者からの"施し"を受けながらそれだけで会期中をどう生き抜けるかという試みとか、など、正直どう表現したらいいかわからない個性的なそれぞれが会期中そこかしこに存在している。

リリースにはこうあった。
"歌舞伎町の再開発の歴史は、戦後の焼け野原と闇市の整理からスタートしている。露店や人々がひしめき合い、独自のルールや再開発とともに街が形成され、性風俗や肉体、欲望といったフィジカルを、武器や消費として使うことで人々は様々にサバイブしてきた。歌舞伎町に関わらず、いまや都市はどこでも「テーマがセレクトされた公共」空間としてデザインされている。公園は民営化が進み、かつてそこにいたテキ屋などいかがわしい人々やホームレスたちは姿を消しつつある。「公共」の名の下に、しかしそこにいる人々は選抜されている。
「まずは人間が様々にいて、だから公共が必要なのか」それとも「公共がまずあって、そこに人々が必要とされるのか」。戦後から続く東京の都市論は、日本の社会論としても大きなタームに差し掛かっている。"


レストランで提供される「Last meal」は、これを最後の食事に選んだ死刑囚に想いを馳せつつ、やはり「にんげん」を食べるという感じだろうか。
例えば、ビクター・フェガーの最後の食事はオリーブの実一粒だった。1963年、28歳にして誘拐と殺人にて絞首刑となった。医者を誘拐し殺人を犯し、アイオワ州最後の死刑囚となった。スペシャルミールでは、オリーブの実ひとつを注文したが、死刑執行後、そのオリーブは彼の服のポケットから発見された。これを再現し、提供価格は200円だった。テレサ・ルイスの「Last meal」は、フライドチキン3本とグリーンピースのバター乗せ、アップルパイとドクターペッパー。保険金殺人、強盗などの罪で薬物注射による死刑。享年は41歳、知能指数が死刑のボーダーラインをわずかに上回るIQ72ということから物議を醸したという。提供価格は2,500円。

いつのまにか公に引き寄せられ、埋没する個の存在主張を再表現するのが「にんげんレストラン」の今回の取組みなのかなと思う。これらをどう感じ、どう評価するかはそれぞれだが、開催も残りあと数日となった今、見逃している人はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。歌舞伎町の"今"とのコントラストは、ある種の示唆を与えてくれる気がします。


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Chim↑Pomの卯城竜太さんはこれを「闇市」と表現していた。さしずめ、歌舞伎町の闇市を差配した尾津組を、今回は"Chim↑Pom"が「にんげん組」として、カオスをガバナンスしているとでもいうか。生、あるいは死をもって表現しうる生というのもあるのか、それらはいわば分け隔てなくすべての人間に公平に課せられたある種の作品とも言えようか。
「闇市」というよりは、私がこれを見て最初に感じたのは「河原乞食」、差別的な意味合いではなく、河原から生まれた芸能の源流を感じた。よく歌舞伎がそのルーツにこれを言われるが、つまり、作物の育たない荒れ果てた河原に追いやられた者たちは、芸を行う、あるいは売るものがなければ体を売ることで施しを受け、そうやってやっと生きてきたところから始まった。ここは解体を前にした廃墟なわけだが、そこが河原に見えた。もっと言えば、河原が、この街、歌舞伎町全体に繋がっているというか。

だが、なんというか、ある出来事が、意図せずこの催事に意味を持たせてしまった。


報道されていることと、されていないことが混在するが、そもそもそれは、最初、10月2日の夕刻のだった。会場となった歌舞伎町ブックセンタービルの目前、ものの20mくらいのところに位置する雑居ビルからの飛び降り自殺からそれは始まった。その時は、上階より飛び降りた20代女性が通行人を巻き添えにして亡くなった。通行人の男性は頸椎骨折の重傷だったと聞く。たまたま通りがかり第一通報者となったのは、いみじくもSmappa! Groupのホストのコだった。彼が救急車と警察に通報し、同じく現場近くに私自身もいたため、交通整理をしながら経緯を見守っていた。女性は飛び降りた直後は意識はなかったが呼吸はあったので、もしや助かるかと思えたが、その後死亡が確認された。
次は10月の11日の深夜(日付は12日)、再び同じビルからの飛び降りだった。中階のガラスを突き破って1階のエントランスホールにたたきつけられ亡くなっていた。女性は、このビルの店舗の従業員だった。即死だった。さらに10月17日、20時ごろ、場所はほど近い歌舞伎町2丁目のビル。地方からこの日出てきたという29歳の女性だった。かろうじて命は取り留めたと聞いている。そして、ちょうど先ほど、この記事を書いている最中だった。どうやらまた飛び降りがあったと連絡があった。救急車で運ばれているという時に連絡が来たのだが、今のところ状況は未確認。


連鎖する飛び降り自殺。たかだかこの1ヵ月に、3人もが同じ建物から飛び降りたという異常ともいえる現実をどう捉えたらいいのか正直混乱する。ただ、自殺には、それぞれ表情がある。その後の発見によって、まったくの見ず知らずの人間にそれが晒されるという前提があるからだ。週刊誌的に描きやすい背景もゼロではないが、今回の件は、どちらかと言えば相模原で起きた自殺願望のコたちを殺したあの事件にかぶる。トリガーは自殺サイトか、そこで"死ねる"場所を探してわざわざやってきた。
「にんげんレストラン」に直接は関係ないが、彼らの示唆にかぶる、誰にも迷惑かけずに死ぬこともできない世知辛い世の中、あるいは、生きるにせよ、人に必要なのは「場」なのだろう。その「場」はあるのだろうか、ましてや"誰もがイキイキ「生きられる」"場所は、Chim↑Pomのアジテートに乗れば、もはや死にゆく場(廃墟)にしかないというのか。演出された"河原"にたつ者たちは、別に"乞食"ではないし、むしろ真逆のコたちだが、リアルの"河原"に起きた出来事が、意図せず強いコントラストを描いてしまった。そこには、今の歌舞伎町は、今の日本はどうなの?という問いかけがあるように感じてならない。

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